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誰向けの記事か
- 技術広報を始めようと考えているが、どうしていいかわからない方
- 採用媒体のスカウトの返信率が低い、採用媒体での応募があまりこないことに悩んでいる方
- 会社、事業、プロダクトのに認知を上げて、採用活動にレバレッジをかけていきたい方
ここからは技術広報の基本からご紹介します。
そもそも技術広報とは
エンジニア・デザイナー・PMなどのIT人材を採用する企業が直面する2つの大きな課題は、
1.優秀な人材の確保
2.事業/製品の認知向上
これらの課題を同時に解決できるのが「技術広報」なのです。
技術広報とは、技術的な専門知識や事例、社内の開発組織メンバーの入社・活躍のインタビューなどを情報発信することで、優秀な人材の獲得と企業/製品の認知向上を図る活動のことです。エンジニアリングの質の高さや技術力をアピールできるのが大きな特徴です。テクノロジー企業にとって、技術広報は欠かせない重要な戦略活動なのです。
エンジニアの社員インタビューの参考例
「ピンチのない小説は面白くない。浮き沈みを楽しもう」。元CTO藤井が語る、エンジニアとしての生き方 |株式会社overflow
技術広報がうまくいかない理由
一方で、多くの企業で技術広報がうまく機能していないのが現状です。その理由としては、以下のようなケースが考えられます。
- エンジニアリング、デザイン、プロダクトマネジメントなどの実績を外に伝える担当者・担当リソースが不足している
- 適切なコンテンツを作れていない
- 発信チャネルが適切でない
- 定量的な効果測定ができていない
技術広報を適切に実行できていないと、採用というゴールに対して、想定した効果が得られません。結果として、優秀な人材の確保や認知向上がうまくいかなくなってしまうのです。
技術広報が上手くいく事によるメリット
一方、技術広報が上手くいくと、以下のようなメリットが期待できます。
- 優秀な人材からの採用媒体での応募、自社サイトでの応募が増える
- 質の高い応募が増える、採用媒体でのスカウトの承諾率が向上する
- 事業やプロダクトの認知度が向上する
- 企業のブランド力が高まる
つまり、採用活動の質と量が向上するだけでなく、事業の認知も高まり、好循環が生まれるのです。特にハイクラスの人材採用において、企業やプロダクト・中の人の魅力を伝えることは必須です。なので、技術広報は極めて重要な役割を果たします。
効果的な技術広報の手法
効果的な技術広報にはどのような手法があるのかご紹介します。代表的なものとして以下が挙げられます。
手法 | ポイント1 | ポイント2 | ポイント3 | ポイント4 |
---|---|---|---|---|
ブログ記事/技術文書 | ◯ 専門性が高い | ◯ 具体事例を盛り込める | ▲ 継続的執筆が課題 | × SEO対策、ソーシャルでの拡散力が必要 |
イベント登壇 | ◯ ターゲットが絞れる | ◯ 質疑応答で掘り下げ可 | ▲ 機会が限定的 | × コストがかかる |
ソーシャルメディア | ◯ リーチが広い | ◯ 双方向コミュニケーション | x 拡散力次第 | × ノイズが多い |
オープンソース貢献 | ◯ 技術力アピール | ◯ コミュニティ信頼UP | ▲ 継続が不可欠 | × 即効性なし |
動画配信 | ◯ 分かりやすい説明 | ◯ アーカイブで持続性 | ▲ 高質な動画制作が課題 | × 単発は注目集まりにくい |
メディア広告 | ◯ リーチが広い | x コストがかかる | ▲ ターゲティングが重要 | × 技術の深掘りは難しい |
- テック・デザイン・PMが執筆するブログ記事/技術文書の発信
- 開発者向けイベント/カンファレンスでの登壇
- ソーシャルメディアでの技術情報の発信
- オープンソースへの貢献
- 動画配信での製品/技術解説
- メディア広告への出稿
採用広報の各手法を有機的に組み合わせることで、技術広報の効果が最大化されます。ターゲットや目的に合わせて、最適な手法を選択することが重要になります。
技術・採用広報のKGI・KPIの設計
技術・採用広報を進めようとなっても、目標を設計しないと中々実行に移せないという場合について以下を参考にしてください。
KGI | 自社に合う人材の採用数 |
---|---|
採用広報のKPI | - イベント実施 |
|
そのほか
|
ここではKPIの一部をご紹介しています。ゴール設定を、「自社にあう人材の採用」とした場合に複数のKPIを見ることになります。
採用のKPIについてここでは詳細な説明は省きますが、採用広報では上記のKPIのさらに上の認知形成の部分になります。
採用媒体で求人掲載・作成した場合にも、一部は認知に効きますが、
それとは別で会社・事業・プロダクト・組織の伝え方/候補者の方への伝わり方が、採用のKPIに関わってくるので採用広報が重要です。
何かしらの魅力・認知を作るための実行が不足する会社では、応募が増えなかったり、良い人材のアトラクトはできません。
弊社でWantedlyを活用した、求人+広告を回し、定量的に数値分析しながら採用していったケースです。
人事ゼロ、工数20時間で月間応募者数100人超え。Wantedly・採用媒体・メディア運用方法|tanamako
Offersの技術広報ソリューション
こうした課題を解決するため、Offersでは技術広報を総合的にサポートするソリューションを提供しています。先の表で、採用広報の手段として課題となる部分は、弊社の持つアセットを活用して、採用広報のサポートを行います。
ブログ記事/技術文書 | ◯ 専門性が高い | ◯ 具体事例を盛り込める | ▲ 継続的執筆が課題 | × SEO対策、ソーシャルでの拡散力が必要 |
イベント登壇 | ◯ ターゲット絞れる | ◯ 質疑応答で掘り下げ可 | ▲ 機会が限定的 | × コストがかかる |
1.Offersイベント
- 平均200名が参加する技術イベントでの登壇
- 企画、集客、イベント実施、運営まで全て自社で実施しております。
- 登壇時は、登壇時の企画サポート、登壇後の記事作成、登壇資料のソーシャルメディアなどでの発信などを行います。
- 定量的な効果測定と分析
- 上記の発信物に関して、アンケート取得も含めて企画の改善・PV・その他含めて定量分析を行っており、集客を含めて1イベントの平均インプレッションは延べ30,000-50,000人に閲覧されています。
2.技術責任者・CxOなどへのインタビュー記事
- 技術責任者のブランディングにより、企業・プロダクトへの認知形成
- 求職者は、認知の後に興味関心を抱いていただき、その後さまざまな企業と比較した上で、入社に至ります。
- ですので、認知がなければそもそも興味関心をいただいてもらえません。すると、スカウト承諾、求人への応募などの採用のファネルが非常に効率が悪くなってしまいます。
- 採用活動で、折角動いていても結果が出てなければ意味がありません。認知形成・ブランディングにも力を入れることをお勧めします。
コンテンツ制作からチャネル運用、効果分析に至るまで、技術広報の一気通貫でサポートします。
すぐに定量数値に関わることがないにせよ、採用時の候補者体験を考慮し、自社のことを簡単に伝えられるまとまったページ・記事を用意しましょう。そして、双方忙しい中で時間をとっていますので、面談の質を上げるように技術広報に少しずつ着手することをお勧めします。
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3. 採用代行と組み合わせて採用知見×実行で採用の歩留まりを強化
弊社ではRPOプランという採用代行プランを提供しており、採用代行をする中で上記したような採用の上流から改善しないとスカウト返信率が向上しない、アトラクとや面談時にその素材となる資料がなく、なかなか伝えづらい。
その結果、良い方の内定承諾率が上がらない、他社に負けてしまったということもあります。
RPO×採用広報では、インタビュー記事・登壇などと併せて採用の実行を改善していく部分もご相談いただけますので、採用の知見を蓄積・採用に使える資産を貯めつつ、同時に採用活動を促進していきたい場合におすすめです。
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技術広報は人材確保と認知向上の鍵
このように、テクノロジー企業が成長を続けるためには、戦略的な技術広報が欠かせません。
- 優秀な人材の確保
- 事業/製品の認知向上
この2つの課題を同時に解決する鍵となるのが、技術広報なのです。
Offersと共に、ぜひ技術広報への取り組みを強化してみませんか。確実に採用活動の活性化と事業の認知向上をさせていきましょう。
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