エンゲージ(engage)とは?注目の採用ツールのメリット・デメリット

Offers HR Magazine編集部 2023年5月24日

Offers HR Magazine編集部

目次

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近年、注目されている採用サービス「エンゲージ(engage)」の概要と、導入のメリット・デメリットを解説します。無料で採用ページを作成でき、スカウトメールの送信や適性テストなどを実施できるので、この機会に導入を検討してみましょう。

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エンゲージ(engage)とは?どんなサービス?

(出典)https://www.pexels.com/

多くの採用ツールや人材採用に関するサービスがある中で、特に最近は「エンゲージ(engage)」が注目されており、多くの企業が導入を進めています。まずは、どういったサービスか概要を理解しておきましょう。

エン・ジャパンによる無料の採用ツール

「エンゲージ(engage)」はエン・ジャパン社の採用ノウハウが活用されたサービスで、自社の採用ページを簡単に作成できるのに加えて、さまざまな機能を無料で利用できます。

同社の知名度もあって、2022年1月時点ですでに40万社以上の企業が導入しており、テンプレートやフォーマットを利用すれば、すぐにスタイリッシュな採用サイトが作成できる点が人気です。

求職者は主に、企業の採用ページから情報を収集しているので、業界・業種にかかわらず、企業にとって自社の採用ページは必須といえるでしょう。エンゲージは無料で簡単に採用ページを作成できるので、コストを抑えてページを作成したい企業にとっては、非常に役立つサービスとして認識されています。

エンゲージの主な特徴

(出典)https://www.pexels.com/

エンゲージの代表的な特徴としては、無料で採用ページを作成できるのに加えて、DM(ダイレクトメッセージ、旧スカウトメール)の送信や適性テストの実施などが可能です。それぞれみていきましょう。

無料で採用ページを作成

テンプレートを選ぶだけで、誰でも数分で採用サイトを作成できるのが、エンゲージの最大の特徴です。イメージ画像とテンプレートを選択し、採用に関する情報をテキスト入力していけば、15分程度で高いクオリティの採用ページを作成できます。

エンゲージはもちろん、スタンバイやIndeedといった有名なサービスへの求人票の掲載も可能で、TwitterおよびFacebookなど、SNSとの連携も可能です。パソコンはもちろん、スマートフォンの閲覧にも自動で対応できます。

スカウトメールの送信ができる

開発・運営会社であるエン・ジャパンの転職サイト(「エン転職」)の会員に対して、スカウトメールを送信できるのも、エンゲージの特徴です。

「エン転職」は1,000万人を超える会員数(2022年)を誇っており、自社の採用ニーズにマッチした人材を直接スカウトできます。ただし、中途採用の正社員募集のみスカウトが可能であり、無料プランの場合は送信できるメール数に制限がある点は注意しましょう。

適性テストを利用した採用が可能

エンゲージに登録することで、登録から1カ月間、3名まで無料で適性テストの実施が可能です。エン・ジャパンによる適性テスト「Talent Analytics(タレント・アナリティクス)」は、受検者の知的能力や性格、価値観を判定できるもので、オンラインで気軽に実施できます。

適性テストを利用すれば、採用のミスマッチの可能性を軽減できるので、積極的に活用しましょう。偏差値や得点の状況がひと目で分かるようになっており、指導のポイントなども把握できます。有料でも1人につき約3,500円で利用可能です。

無料から使える適性検査「Talent Analytics(タレントアナリティクス)」

エンゲージを導入するメリット

(出典)https://www.pexels.com/

エンゲージを採用ツールとして導入すれば、以下のように多くの機能やサービスを無料で利用でき、採用コストの削減が可能になります。

多くの機能・サービスを無料で使える

次のように、多くの機能・サービスを無料で使えるので、まずは実際に試して自社に合っているか確認するとよいでしょう。 

  • 採用サイトの作成
  • 求人票の作成
  • SNSとの連携
  • バナーの設置
  • 複数の求人サイト・求人サービスへの掲載
  • ダイレクトメッセージ(スカウトメール)の送信
  • 応募者の管理

基本的な機能は全て無料で利用でき、掲載する求人情報や求人件数は制限がありません。したがって、必要な人材の採用に成功するまで、無料で長く求人を掲載し続けられます。基本プランでも何名採用しても費用は発生しないので、実質的に無料で、必要な人数の採用が可能です。

採用コストの削減が可能

本来ならば有料サービスである採用サイトの作成や、求人媒体への情報掲載など、無料で使えるので採用にかかるコストを大幅に削減できます。数十万円かかる求人サイトへの掲載が無料で、基本機能のみの利用で採用に成功すれば、採用コストのほとんどを無料にすることも可能です。

上記のように、求人サイトや求人票の作成なども手軽にできるので、採用コストの削減に加えて、人事担当者の業務効率化も実現できます。うまく活用すれば、無料で採用ノウハウを蓄積でき、より魅力的な求人を掲載できるようになるでしょう。

エンゲージのデメリットは?

(出典)https://www.pexels.com/

無料で多くの機能を使える点をはじめ、エンゲージは多くのメリットがありますが、以下のようなデメリットもあります。双方をよく理解した上で、導入すべきか判断しましょう。

採用活動の一部はカバーできない

エンゲージは採用サイトの作成や求人の掲載など、多くの採用にかかるコストを無料にできます。しかし、採用活動全体をカバーできるサービスではないので、採用計画の策定から採用基準の設定などに関しては、別途ツールやシステム、他のサービスなどを使う必要があります。

ただし、すでに募集すべき人材が明確になっており、採用フローも確立している企業であれば、エンゲージのみの導入で問題ないでしょう。人事担当者の手間や人的なコストなどを除けば、ほぼ無料で人材の採用が可能になります。

求人票を自力で作成しなければならない

採用担当者が自ら求人票を作成しなければならない点も、エンゲージのデメリットといえるでしょう。すでに説明しているように、求人サイトや求人票の作成は簡単にできますが、人事担当者が自ら作成しなければいけません。

採用にかかるサービスの中には、長年企業の採用活動をサポートしてきたプロが、魅力的な求人票を作成してくれるところもあります。初めて人材を募集する企業の場合、プロに求人票の作成を任せた方が、必要な人材を採用できる可能性もあるでしょう。自社のニーズや環境に合わせて、最適なサービスを導入する必要があります。

エンゲージの利用が向いている企業は?

(出典)https://www.pexels.com/

エンゲージの利用が向いている企業の特徴は何でしょうか?多くの企業に役立つサービスであり、実際に業界や業種にかかわらず広く導入されていますが、特に以下の企業におすすめです。

低コストで人材採用をしたい企業

エンゲージは無料で使える機能がとても多く、採用にかかるプロセスの多くをカバーできるので、可能な限り低コストで人材を採用したい企業におすすめです。人材採用にコストをかけられないスタートアップや、小規模事業などは、積極的に活用するとよいでしょう。

採用サイトや求人票はテンプレートの利用や、フォームから簡単に作成できるので、採用したい人材が明確になっていれば、すぐに採用活動をスタートできます。

人材採用の専用サイトを持っていない企業

人材採用のための専用サイトを持っていない企業も、無料で誰でも簡単に作成できるので、エンゲージの導入がおすすめです。実際、エンゲージを導入している企業の多くは、採用サイトの作成のために利用しています。

上記のように、いまや企業にとって採用サイトは必須となっており、信頼性を担保する意味でも、独自の採用サイトを作成するのが当たり前の時代です。エンゲージならば専門知識がなくても、15分もあればテンプレートから採用サイトを作成できるので、まずは無料で使い勝手を確認してみるとよいでしょう。

エンジニア採用なら「Offers」がおすすめ

ここまで、エンゲージの特徴やメリット・デメリットを解説してきました。さまざまな業種に対応できるサービスですが、エンジニアの採用ならば「Offers」もおすすめです。

エンジニア・デザイナーの採用におすすめ

「Offers(オファーズ)」はITエンジニアやデザイナーと、企業をつなぐマッチングプラットフォームです。採用活動で発生する無駄を削減し、企業が本当に欲しい優秀な人材のスピード採用を実現します。

採用チャネルを効率化し、さまざまなオープンデータから採用候補者を絞り込めるので、必要な人材を必要なタイミングで募集・採用が可能です。申し込みから採用オファーまで最短2日で利用できる迅速さも特徴で、すぐに採用活動をスタートできます。

副業・フリーランスの採用に役立つ

正社員の募集・採用はもちろん、特に副業やフリーランスの採用に強みを持っているのも「Offers」の特徴です。近年は働き方改革の影響やコロナ禍などにより、テレワークやリモートワークを導入する企業が増えており、その延長で副業人材や、フリーランスとの業務委託契約を締結する企業も目立ちます。

とりわけエンジニアやデザイナーは副業に従事する人が多いため、一般採用に加えて、副業従事者との契約を考えることで、より広く優秀な人材を集められるでしょう。「Offers」はSNSや独自のスカウトサービスなどを通じて、副業従事者に効果的なアプローチができます。

採用データを蓄積して人事戦略をサポート

応募者を一元的に管理し、採用に関する情報を蓄積することで、戦略的な人材採用を実現できるのも「Offers」の特徴です。従来、Excelやスプレッドシートで管理していた人材情報を、システム上でまとめて管理でき、採用担当者のメモなども残せます。

さまざまな人材の情報を蓄積することで、採用活動が効率化・最適化され、その時点で必要な人材をスピーディーに採用できるようになるでしょう。採用活動全体のパフォーマンスを向上できるのも、「Offers」の魅力です。この機会に導入を検討してみましょう。

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自社に合った採用サービスを選択する

(出典)https://www.pexels.com/

エン・ジャパン社が開発・提供している人材採用サービス「エンゲージ(engage)」の特徴やメリット、デメリットなどを解説しました。誰でも簡単に採用サイトが作成でき、求人掲載も無料でできるので、これから採用活動を始める企業におすすめです。採用にかかるコストを大幅に削減できるでしょう。

ただし、求人票を作成してくれるサービスや、エンジニア・デザイナーの採用におすすめの「Offers」などのサービスもあります。採用ニーズを明確にした上で、複数の採用に関するサービスを比較し、自社にとって本当に役立つサービスを導入することが大事です。

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