エンジニア採用向け求人キャッチコピーの事例10選。キャッチコピーの作り方やポイントも解説

Offers HR Magazine編集部 2023年4月20日

Offers HR Magazine編集部

目次

求人活動において、キャッチコピーは自社の魅力を伝えるために重要な役割を持っています。今回はエンジニア採用のキャッチコピーの事例と、キャッチコピーの作り方やポイントを解説します。キャッチコピー作りに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

========================

【Offers / ITエンジニア、Webデザイナーの副業・転職サービス】

📍DeNA、サイバーエージェント、メルカリなどの「上場企業・有名スタートアップのテックリードやCTO」
などのハイクラス会員数25,000人が登録し、アクティブに活用
📍600社以上のスタートアップ・ベンチャー上場企業が利用中
📍ミドルシニアのエンジニア、PMが集まるコミュニティも運営
📍最短2日で採用決定

無料でアプローチするプランに申し込む | 資料・料金のお問い合わせ

========================

IT企業のキャッチコピー10選

(出典)https://www.pexels.com/

キャッチコピーは企業の文化や魅力を一言で表したものが多く、いざ作成するとなったときは、悩んでしまう担当者も多いのではないでしょうか。キャッチコピーの作成にかかる前に、まず有名なIT企業のキャッチコピーを紹介しますので、参考にしてみてください。

日本企業編2023

まずは、日本のIT企業が2023年に掲げた採用キャッチコピーを紹介します。

失敗こそが、未来を創る(ソニー)

日本企業を代表する総合電機メーカー「ソニー」の採用キャッチコピーです。物作りにおいて、失敗はつきものです。失敗を恐れず、挑戦し続ける先に、未来を自分たちで作るという、ソニーのこれまでとこれからを象徴する言葉といえます。

すべては好奇心からはじまる(リクルートホールディングス)

リクルートホールディングスは、求人広告や人材紹介、ITソリューションを手がけるリクルートグループの持株会社です。このキャッチコピーは企業哲学である「ChallengingSpirit」(挑戦する魂)を表現しています。

常に新しいことに挑戦し、進化し続けることを目指す姿勢を表しており、リクルートへ入社する人に挑戦することの重要性を呼びかけているのです。

未来創発(NRI)

野村総合研究所(NRI)は、さまざまな専門分野の研究機関であり、商品データや統計など、豊富なデータを持っています。昨今は情勢も移りやすく、またAIをはじめとしたIT産業も成長が加速しています。

そのような時代の中で、社会を冷静な目で見据え、未来を切り開く想いが、このキャッチコピーには込められています。

誰かの幸せのために、まっすぐはたらく。(パナソニックグループ)

日本の大手電機メーカーであるパナソニックでは、昔から電化製品などを販売し、日本人の生活に関わりを持っています。大多数ではなく、自社の商品を使う誰かのために働くことが、パナソニックの企業理念です。

「幸せのチカラになるために」と、パナソニックの採用ページには書かれています。パナソニックの企業理念である「A Better Life, A Better World」を表現したキャッチコピーとなっています。

ゆずれないものがある。(日立製作所)

世界有数の電機メーカーである日立製作所。このキャッチコピーは、日立製作所理念を体現しています。

日立製作所の採用ページには、ゆずれないものとは何かがしっかり書かれています。それは、社会に貢献するという使命を考えるとき、個々人の中にある思想や行動です。

多様な価値観の中で、ゆずれないものを胸に抱えて働く。そうすることで、社会に貢献できると共に、自身の仕事に誇りを持つことができるという想いが込められています。

海外編

続いては、海外のIT企業のキャッチコピーを紹介します。これらのフレーズに引かれて、入社を希望した人も多いのではないでしょうか。

Think Different(Apple)

こちらは、iPhoneでも知られる世界的有名企業Appleが掲げているキャッチコピーです。直訳すると「違いを考える」ですが、そこには「ものの見方を変える」「発想を変える」といった意味が込められています。

Can You Hear Me Now? Good.(Verizon)

アメリカの大手電気通信会社「Verizon」のスローガンは、2002年に作成されました。「聞こえていますか?よし」という、電話の受け答えがそのままスローガンになっています。テレビ広告にも使われている台詞で、アメリカでは、耳なじみのある人も多いかもしれません。

Don't be evil(Google)

Googleが創業以来、ずっと社員の模範としていた「Don't be evil」(邪悪になるな)は、非公式ながらGoogleの行動模範に書かれた文章として知られています。このフレーズはあまりに有名で、Googleを象徴する言葉として知られています。

2015年にGoogleが再編された際に行動規範からこの文章は削除されましたが、「Googleが掲げる10の真実」の中には「You can make money without doing evil」(悪事を働かなくてもお金は稼げる)という言葉があります。Googleの理念は形を変えて今も受け継がれているのです。

Shave Time. Shave Money.(Dollar Shave Club)

Dollar Shave Clubはアメリカのカリフォルニアにある会社で、カミソリをはじめとした身だしなみ用品を、郵送で顧客に届ける事業を行っています。「Shave Time. Shave Money.」(時間と金を節約せよ)という自社の理念を形にしたキャッチコピーは、「Shave」を「Save」ともかけています。

Imagination at Work(General Electric)

General Electricは、かつて世界最大の電機メーカーだった企業です。創設者は、あの発明王と呼ばれたトーマスエジソン。現在はアメリカを中心としたさまざまな国で、金融や医療、航空機エンジンなどさまざまなサービスを提供しています。

General Electricでは「創造力」を重視していることを示しているのが、このキャッチコピーです。イマジネーションをいかに生み出すか、それをどうイノベーションにつなげていくか、その使命をキャッチコピーとして掲げています。

採用キャッチコピーを作る目的

(出典)https://www.pexels.com/

多くの企業では、本来の企業理念やビジョンとは別に、採用のためのキャッチコピーを作成しています。なぜ、採用活動においてキャッチコピーは必要なのでしょうか。

魅力的なエンプロイヤーブランドを構築する

エンジニアに働く理由を尋ねると、条件面はもちろんですが「会社のビジョンや理念に共感した」という声も多く聞こえてきます。

そのため、エンジニア採用においては、この企業で働きたいと思わせてくれる魅力「エンプロイヤーブランド」も重要になってくるのです。

キャッチコピーは、企業の特徴や強みを強調し、求職者にアピールするための手段となります。キャッチコピーに共感してもらえれば、エンジニアが自社に興味を持ち、応募のきっかけになることも十分にあり得るのです。

求職者に企業文化を伝える

自社の企業文化を、採用キャッチコピーに入れている企業も少なくありません。

企業文化に共感してもらえる人材を採用すれば、採用後に考え方や働き方の違いにより離職する人員を減らせます。企業文化をキャッチコピーに盛り込むことで、求職者が自分自身の価値観と企業の価値観が合致するかどうかを判断するための手掛かりとなります。

その結果、自社に相性の良いエンジニアを引きつけることにつながるのです。

人材採用の効率化

魅力的なキャッチコピーは、自社の文化や魅力を伝えることで、応募者を増やすことができます。また、自社に共感した人が応募してくる確率が上がるため、採用者の絞り込みにもつながるのです。

その結果、採用活動の効率が良くなり、人事部や採用担当するエンジニアの負担を減らすことにつながります。自社に共感した人間が応募してきた場合、面接での話題や共通理解が増えることで、面接の効率化にもつながるでしょう。

採用キャッチコピーを作成する手順

(出典)https://www.pexels.com/

続いては採用キャッチコピーを作成する手順について解説します。魅力的なキャッチコピーを作るために、以下のフローで作成してみてください。

採用する人物像を明確にする

最初にすべきことは、採用する人物像を明確にすることです。特にエンジニアを採用する場合、新卒の一括採用とは異なり、求めるスキルやキャリア、人物像は限定されます。

言葉は誰に向けて発信するかで、フレーズや単語選びが全く異なります。求めている人物が魅力的に感じるキャッチコピーにするためには「そもそもどんな人物を採用したいのか」を明確にしなければなりません。

欲しいスキルやキャリア、働き方などを明確にするところから始めていきましょう。

自社の強みやコンセプトを明確にする

次に、自社の強みやコンセプトを明らかにします。キャッチコピーは、競合他社と差別化されていることで初めて求職者の目に留まります。

また、自社の強みと異なったキャッチコピーを作成した場合、望んでいる人物像とはかけ離れた採用者が応募してきてしまう可能性が高くなってしまいます。

そのような問題を防ぐために、まずは自社の魅力を明確に言語化することで、採用者に対するアピールポイントを見つけましょう。

共通点からキャッチコピーを作る

自社の魅力と採用したいターゲットの特徴を出したら、それぞれの要素から共通する項目を洗い出し、それを元にキャッチコピーを作成します。

自社の魅力と欲しい人材に共通する項目を盛り込むことで、採用活動に効果的なキャッチコピーを作ることが可能です。

エンジニア向けの採用キャッチコピーを作るポイント

(出典)https://www.pexels.com/

キャッチコピーは単なる文章ではありません。魅力的なキャッチコピーを作るためにも、次のポイントを押さえたキャッチコピー作りを心がけてみましょう。

短い文章で分かりやすく

キャッチコピーを作る時は、短い言葉で分かりやすくまとめることが大切です。人が瞬時に認識できる言葉は13文字程度だといわれています。文字数がそれ以下になるように心がけましょう。あまり言葉が長いと、求人票やWebサイトのデザインに合わなくなってしまいます。

また、わかりやすさも重要です。よくわからないキャッチコピーは見た人の印象に残らず、スルーされてしまいます。かっこよさを優先して難読漢字を組み込んだり、社内の人間にしか伝わらない言葉の使用は好ましくありません。

人によって解釈が別れるようなフレーズは、求人が集まりにくくなってしまうのでNGです。難しい言葉を使わず、読む人によって解釈が変わらない言葉を選びましょう。

数字を使う

短いフレーズを考える時、数字は非常に役立ちます。なぜなら数字は、人によって解釈が揺れないからです。

例えば「残業が少ない」と書くと人によって10時間なのか、30時間なのか残業時間の解釈は分かれますが、「毎月の残業20時間以下」と書けば解釈の余地は存在せず、正確な内容を伝えられます。

面接時や応募時に「イメージしていたのと違う」と応募を辞退されるリスクを防ぐことにつながります。

メリットを書く

福利厚生や正社員登用制度、キャリアパスといったメリットを記載するのも効果的です。メリットが具体的であるほど、それに引かれた人材が集まりやすくなります。

ただし、このメリットも他社と比較し、差別化しなければなりません。他社が当然のようにやっていることをキャッチコピーにしても魅力的に映らないためです。そのメリットが差別化できているか、また本当に求職者にとってメリットになるのかは検証の必要があります。

技術・創造を追求する

エンジニアは、サービスの開発や運用などで世の中を直接的に変えられるスキルを持っています。エンジニアに志望動機を尋ねたとき、「理念への共感」「社会貢献」を挙げる人も少なくありません。

また、エンジニアにとっては仕事に対しコミットし、自身の技術を十分に生かせる環境も重要です。そのため、技術に対する情熱、創造に対する姿勢をキャッチコピーに入れているIT企業は多くあります。

キャッチコピーの広め方も考えよう

(出典)https://www.pexels.com/

現在はインターネットを使った採用活動も盛んに行われています。ブランディングのためにも、キャッチコピーの広め方についても考えましょう。効果的なキャッチコピーの広め方についても解説します。

SNSや動画でも露出する

SNSで採用活動をしている会社は多くあります。特に、エンジニアの場合はFacebookやTwitterなどでのソーシャルリクルーティング、リファラル採用も積極的に行われているため、効果的です。

動画サイトを利用した求人も盛んに行われています。動画は雰囲気や働く様子など、言語化が難しい情報を伝えられるため、テキストよりも多くの情報で自社の魅力をアピールすることができます。

オウンドメディアや説明会資料にも活用

自社のオウンドメディアや、説明会用のパンフレットにもキャッチコピーを活用しましょう。効果的なキャッチコピーであるほど、求職者の印象に残りやすくなります。露出する場所を増やすことも重要です。

そうした場合、掲載場所の雰囲気とキャッチコピーの相性・デザインについても考える必要があります。例えば自社のオウンドメディアがフォーマルでクラシックな雰囲気であった場合、キャッチコピーが砕けすぎているとギャップにより求職者の敬遠を招いてしまう可能性があり注意が必要です。

魅力あるキャッチコピーが魅力ある人物を引きつける

(出典)https://www.pexels.com/

キャッチコピーは現在、多くの企業が採用活動に使っています。その効果は、自社を魅力的に見せるだけではなく、思想や理念への共感、適切なスキルを持った人材が応募しやすくなるといった採用活動の効率化にもつながるでしょう。

キャッチコピーは、企業の顔でもあります。そのためにも、自社の強みを分析し、本当に魅力を引き出す言葉選びが重要です。


この記事をシェアする