エンジニア採用におすすめの転職エージェントは?選び方のポイントも解説

Offers HR Magazine編集部 2024年1月23日

Offers HR Magazine編集部

目次

転職エージェントは人材採用の代表的な存在です。エンジニア採用では、採用ターゲットとのマッチ度やオプションの充実度などを確認し、自社にとって有用かどうかを見極める必要があります。おすすめの転職エージェントや選び方のポイントを解説します。

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エンジニア採用に転職エージェントは有効?

転職エージェントとは、採用を検討している企業に対し、募集ポジションに適した人材を紹介する「人材紹介会社」のことです。エンジニア採用に転職エージェントを活用するメリットはあるのでしょうか?

転職エージェントを利用するメリット

転職エージェントを利用するメリットは、手間をかけずに優秀な人材を採用できる点です。不特定多数の求職者が利用する求人広告の場合、必ずしも求める人材にリーチできるとは限りません。場合によっては、人材の見極めに多くの時間と労力が費やされる恐れがあります。

転職エージェントでは、募集ポジションの条件に合わない人材を事前にスクリーニングします。マッチングの精度にはばらつきがありますが、ある程度は求職者の質が担保されるでしょう。

さらに、転職エージェントが面談のセッティングや合否結果の通知といった一部の採用プロセスを担うため、採用担当者の負担が軽減されます。

転職エージェントの注意点

転職エージェントの料金体系は、成功報酬型が主流です。採用に至らなければ手数料は発生しませんが、採用が決定したときは、他の採用手法よりも金額が高くなる傾向があります。

手数料の相場は、想定年収の30~35%前後とみておきましょう。想定年収とは、12カ月分の月給(基本給+平均残業代+固定手当)に想定賞与を加えたものです。

転職エージェントを利用したからといって、求める人材が見つかるとは限らない点にも注意が必要です。転職エージェントは労働環境や離職率などの企業の内部事情を把握しているため、企業に魅力がなければ、良い人材を紹介してもらえない可能性があります。

転職エージェントを選ぶ際のポイント

エンジニア採用において、転職エージェントは頼れるパートナーといっても過言ではありません。ただし選び方を間違えると、「欲しい人材が見つからない」「人材の早期離職で採用コストが無駄になる」などの状況を招きます。転職エージェントを選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。

ターゲット層に合ったサービスか?

転職エージェントに登録されている人材が、自社のターゲット層に合っていれば、良い人材に出会える確率は高まります。そもそも転職エージェントには、幅広い人材を保有する「総合型」と、特定の年代や業界・職種に特化した「特化型」があります。

エンジニア採用の場合、IT業界やエンジニアに特化した転職エージェントを選択するのが望ましいでしょう。総合型よりも登録者数は少ないですが、業界の動向に精通したアドバイザーが在籍しており、求める人物像に当てはまらない候補者を紹介されるリスクが減らせます。

まれに、適当な人材を次々と紹介する転職エージェントも存在するため、担当者の提案力や対応をしっかりとチェックする必要があります。

オプション機能やサービスは充実しているか?

オプション機能やサービス内容は、転職エージェントごとに異なります。複数社を比較し、自社の採用活動に有用であるかどうかを見極めましょう。サービスの充実度が高く、かつ担当者の対応も誠実であれば、プロセスの効率化が期待できます。以下は機能・サービスの一例です。

  • 採用ブランディング支援
  • 候補者のスクリーニング
  • 予備選考のサポート
  • 企業のインタビュー記事の掲載
  • スカウト機能

スカウト機能とは、企業が求職者に直接アプローチできる機能です。優秀なエンジニアは、多くの競合他社に狙われているため、他社よりも早く声掛けをする必要があります。

エンジニア採用に有効なエージェント6選

転職エージェントは、採用が決定した時点で報酬が発生するケースが一般的です。スカウト機能をはじめとする各種サービスが無料で利用できるところも多く、上手に活用すれば採用コストを抑えられるでしょう。エンジニア採用に有効なエージェントを厳選して紹介します。

マイナビIT AGENT

マイナビIT AGENTは、株式会社マイナビが運営するIT・Webエンジニア向けの転職エージェントです。IT業界に精通した専任のアドバイザーが在籍しており、求人票作成から入社日調整までを一気通貫でサポートします。

公式サイトによると、マイナビIT AGENTを含むマイナビの人材紹介サービスの定着率※は、97.5%に上っています。入社後3カ月以内に退職した場合、紹介料の一部を返金するシステムを完備している点にも注目しましょう。

マイナビIT AGENTを含むマイナビ全体の登録者は、34歳以下が80%を占めています。どちらかというと、社会経験のある若手エンジニアの採用に向いている転職エージェントといえるでしょう。

※2020年10月1日~2021年9月30日にマイナビの人材紹介サービスを通じて入社した人の90日の定着率

出典:マイナビITエージェント【公式】IT・Webエンジニアの求人・転職エージェント

採用企業の皆さまへ|求人・転職エージェントはマイナビエージェント

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、業界トップクラスの知名度を誇る総合型の転職エージェントです。エンジニア特化型ではありませんが、約130万5,000名※の年間登録実績があるため、優秀なエンジニアに出会える確率は高いといえます。

紹介者を待っている時間がもったいないという企業は、「リクナビHRTech転職スカウト」を活用しましょう。気になる人材にスカウトメールが送れる機能で、これまでの導入実績は5万4,000社以上です(2023年11月時点)。

料金体系は成功報酬型で、入社後6カ月以内に人材が離職した場合は、返金規定に基づいた返金が行われます。

※2022年度実績(2022年4月1日~2023年3月31日の間に申し込みがあったサービス登録者数)

出典:企業・法人様向けサイト│中途採用・人材紹介ならリクルートエージェント

スカウトサービス - 企業様向け│中途採用ならリクルートエージェント

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、エンジニアとデザイナーに特化した転職エージェントです。2023年7月時点における登録者数は約45万人で、開発エンジニアやインフラエンジニア、PMといった幅広い人材が登録しています。技術理解が高いエージェントのため、エンジニア採用の実績がない企業でも安心して利用ができるでしょう。

正社員採用をメインとする転職エージェントが多い中、レバテックキャリアは、正社員・フリーランス・派遣といったさまざまな雇用形態に対応しているのが特徴です。フリーランスのほとんどは常駐型フリーランスで、最短1週間での参画が可能なケースもあります。

出典:法人さまお問い合わせ | レバテック

WORKPORT

WORKPORTは、あらゆる業界・職種に対応する総合型の転職エージェントです。リクナビNEXT「GOOD AGENT RANKING ~2023年度上半期~(2023年4~9月)」の「転職決定人数部門」では第1位を獲得しており、採用成功率には定評があります。

エンジニア特化型ではありませんが、登録者の約20%がIT・エンジニア系職種の経験者です。70%以上が20代・30代の登録者のため、新卒エンジニアや若手エンジニアを求める企業に向いているでしょう。首都圏をはじめとする国内38カ所に拠点があり、各地域の特性に詳しい専任の採用アドバイザーが在籍しています。

出典:中途採用を検討中の企業さまへ|転職エージェント【ワークポート】

Geekly

「総合型のエージェントや求人広告で思うような結果が出ない」という企業におすすめなのが、IT・Web・ゲーム業界に特化したGeeklyです。

2023年10月時点の登録者数は約9万人以上で、10人に8人が即戦力人材(希望職種の経験がある人)です。市場価値の高い優秀なエンジニアが多く、これまで8,200社以上の企業を支援してきました。

アドバイザーは業界に関する専門のトレーニングを積んでおり、エンジニア採用の進め方や人材戦略のアドバイスに長けています。面接後は、求職者からの感想をスコア化してフィードバックしてくれるため、回数を重ねるごとに面接がブラッシュアップされていくでしょう。

出典:IT採用のお悩みは、IT採用のプロに。

TechClipsエージェント

TechClipsエージェントは、エンジニア特化型の転職エージェントです。主に自社サービスを保有または開発予定のある企業に対し、求める人材像に合ったエンジニアを紹介します。

キャリアコンサルタントは、業界の最新動向や技術トレンドを熟知した現役エンジニアで、求職者の技術スキルと性格診断テストの結果を踏まえた上でマッチングを行います。マッチング精度が高く、2018年7月〜2019年6月までの退職者数は0人という結果でした。

なお、サポート対象地域は、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)に限定されています。

出典:問い合わせ【企業用】 | TechClipsAgent - テッククリップスエージェント

エンジニアの副業採用も検討しよう

IT業界は、先端技術を扱うエンジニアを中心に人手不足が生じています。中小企業やスタートアップ企業にとって、正社員採用はハードルが高く、求めるポジションの人材が見つからないケースも珍しくありません。即戦力人材を1日でも早く確保したい企業は、フリーランスや副業採用を検討しましょう。

エンジニアの副業採用なら「Offers」

エンジニアの副業採用におすすめなのが、Offers(オファーズ)です。エンジニア・デザイナーと企業をつなぐ総合採用プラットフォームで、副業人材の活用によって「社員ゼロ経営」を目指してきた株式会社overflowが運営しています。

Offersを活用すれば、数十万件のユーザーデータの中から、自社に合った人材を簡単に検索できます。スキル・経歴・副業意欲などの項目で絞り込めるほか、社内メンバーとSNSでつながりのある人材の可視化が可能なため、リファラル採用に力を入れたい企業にも役立つでしょう。

履歴書内容やSNS上での振る舞い、知人からのレファレンスといった情報をAIがスコア化してくれる機能もあり、技術スキルと人柄の両面から人材を見極められるのがメリットです。

「コンシェルジュプラン」では、経験豊富なカスタマーサクセス担当が採用プロセスをしっかりとサポートするため、無駄のないスピード採用が実現します。

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候補者の質を重視する転職エージェントを選ぶ

転職エージェントは採用手法の王道です。これまでに思うような成果が得られていない企業は、転職エージェントが自社の採用ターゲットに合っていない可能性が高いでしょう。

採用活動にかけられる時間には限りがあるため、紹介数の多さよりも、質の高い候補者をしっかりと絞り込んでくれる転職エージェントを選ぶ必要があります。オプション機能やサービス内容、担当者の対応を総合的に判断した上で利用を決定しましょう。

また、転職エージェントだけに頼るのではなく、ダイレクトリクルーティングやSNS採用といった複数の採用手法を組み合わせることも重要です。

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