自社採用で返信はn営業日以内にできてる?採用組織の内製化とRPO活用の比較点

Offers HR Magazine編集部 2024年3月25日

Offers HR Magazine編集部

目次

\ 自社にぴったりのITエンジニア・デザイナーを採用したい企業様必見! /


Offersを導入し、ITエンジニア・デザイナーを採用された方々の事例をケース別にご紹介。ITエンジニア・デザイナーの具体的な採用事例から、カスタマーサクセスが実現した採用工数の大幅な削減、スピード採用を実現する副業採用の実態まで全てこの一冊で徹底解説。


採用は企業にとって最重要課題の一つです。優秀な人材を確保できるかどうかが、企業の成長を左右します。しかし、採用プロセスを深く理解し、オペレーションの構築をするのは容易ではありません。本記事では、効果的な採用オペレーションを作る上でのポイントをご紹介します。

採用オペレーションの作成の基本

そもそも採用オペレーションを作るときには、工数・予算・実行何を改善してやっていくべきかを整理する必要があります。ここでは基本的な内容を整理しています。

工数

採用オペレーションを適切に運営するには、十分な工数が必要不可欠です。採用媒体の運用、人材エージェントとのコミュニケーション、応募者への対応、面接の調整、入社手続きなど、さまざまな業務があります。

採用業務に関わる人員が不足すると、応募者への返信が遅れたり、候補者の方に悪い印象を与えてしまうなど、手落ちが生じる可能性があります。

予算

採用活動には一定の予算が必要です。求人広告の出稿、イベントの開催、採用ツールの導入など、さまざまなコストがかかります。予算を適切に計上し、有効活用することが重要です。

実行の質

単に工数と予算を確保するだけでは不十分です。採用オペレーションの質を高める必要があります。応募者への対応品質、面接の質、入社後のフォローアップなど、さまざまな点で高い水準を維持することが求められます。

より詳細、具体的な記事は以下も合わせてご確認ください。

エンジニア採用でつまずかない!採用プロセスの全体像と採用工数の適正化のコツ | Offers HR Magazine

採用オペレーションの体制づくりの基本

役割

採用オペレーションを効率的に運営するには、採用のプロセスと役割を明確にする必要があります。求人広告の管理、応募者対応、面接官、入社手続きの担当など、適切な役割分担が重要です。

自社で採用体制を作る場合とRPO活用のメリット・デメリット比較

採用体制

メリット

デメリット

自社で採用体制を作る場合

- 企業文化や求める人材像に合わせた採用活動が可能

- 社内の人材育成につながる

- 採用ノウハウが蓄積される

- 人員と予算の確保が課題

- 採用のスペシャリストの確保が難しい

- 規模が小さい場合、効率が悪くなる可能性

RPO活用

- 採用に関わる人員と予算の確保が容易

- 専門家によるノウハウの活用が可能

- 採用業務の外部委託で社内の負荷が軽減

- 自社の文化に合わせた採用、オペレーションが難しい

- 外部委託のためコストが発生

- 企業秘密の管理が課題

自社内製化の場合、企業文化に合った採用活動が可能な一方で、人員と予算の確保が大きな課題となります。

RPOを活用すれば、専門家のノウハウを生かしつつ、人員と予算の確保が容易になりますが、自社の文化に合わせた運営が難しくなる可能性があります。

特にスタートアップ・ベンチャーなど規模が小さい、現場が採用を兼務している場合、成長がなかなか進まないケースがあります。そのような場合に、

企業の規模や状況に応じて、メリット・デメリットを検討し、最適な採用体制を選択することが重要です。

採用体制の内製化をする場合とそのメリット

採用オペレーションを自社で構築する場合、社風や求める人材像に合わせた運営が可能になります。ただし、十分な人員と予算の確保が課題となります。

RPOを利用する場合とそのメリット

Recruitment Process Outsourcing(RPO)を活用すれば、採用オペレーションの外部委託が可能です。人員と予算の確保が容易になる半面、自社の文化に合わせた運営が難しくなる可能性があります。

RPOの事業者ごとの比較などについてはこちら

採用の内製化とRPO活用時のコスト比較

コスト項目

内製化

RPO活用

人件費

人事・採用担当者一人当たり 30-40万円〜

低い 月額の利用料金 20万円〜

初期投資費用(採用ツール等)

高い

低い

研修費用

高い

低い

RPO委託費用

なし

高い

スケーリング費用

高い

低い

社内の採用体制構築やディレクション工数

高い

一定オペレーションを任せることができるため低い

人件費

内製化の場合、採用専任者の人件費が発生します。RPOを活用すれば、採用業務の大部分を外部に委託できるため、人件費を抑えられます。

そのほか、内製化をした場合は人事・採用担当者の評価、育成に関わる対応も必要になりますので、考慮しましょう。

初期投資費用

内製化では、採用管理システムやATS(Applicant Tracking System)などのツール導入費用が必要になります。RPOを利用する場合は、RPO側でこれらのツールを用意しているため、企業側の初期費用は低く抑えられます。

研修費用

内製化した場合、採用担当者への研修費用が必要です。RPOでは、採用コンサルタントを用意しているため、企業側の研修費用は低くなります。

スケーリング費用

採用ニーズの変動に合わせて採用体制を拡大・縮小する場合、内製化ではスケーリングにコストがかかります。RPOを活用していれば、柔軟にスケーリングが可能です。

規模や採用ニーズによって最適な選択が異なりますが、投資対効果を検討する際は、こうしたコスト面での違いを考慮する必要があります。

特にスタートアップ・ベンチャー企業の初期フェーズはRPOの方が柔軟性も高く、コストも下げられるためおすすめです。

OffersのRPOプランの事例

CollaboGate Japan株式会社 (Founder & CEO)三井 正義さまの声

ーー:今回はOffersのRPO(Recruitment Process Outsourcing)プランも 一緒にお申し込みいただきました。サービスを導入した背景や目的を教えていただけますか? 三井氏:採用活動における「ノウハウ」と「リソース」を補完するためです。

弊社には一連の採用プロセスにおける具体的な知見がなく、どうやってスクリーニングするか、 どうやって候補者とコミュニケーションを図るか、どうやってオファーレター出せばいいのかなど、 採用ノウハウの基盤を弊社にインストールする必要がありました。 さらに、弊社はまだ取締役3名だけのスタートアップ会社です。

Offersという媒体を運用していくにあたり、当然ながらそこに時間を割く必要が出てきます。 採用活動は最重要課題である認識ですが、本業の開発や営業活動、 さらに投資家とのコミュニケーションなど、やらねばいけないことは多岐にわたります。 ですから、現実的に採用活動に対してリソースが潤沢にあるわけではありませんでした。

OffersのRPOプランで開発組織をゼロから立ち上げ!ディープテック領域のシード企業が8名の採用に成功した背景

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採用オペレーションでは検索、リスト化、返信などのコーディネート業務が大事

Offersの調査データ

弊社Offersが行った採用プラットフォームの求職者向けの調査では、面接を受けた方の46%が「3営業日以内の面接の合否・調整・返信をしてほしい」と感じており、68%が「1週間以内に合否・調整・返信をしてほしい」と回答しています。

候補者への迅速な対応が、採用に直結、企業のイメージの向上に直結します。

採用プロセスを理解し採用オペレーションを適切に構築し、スムーズな運営を行うことで、優秀な人材の確保が可能になります。自社に合った方法を検討し、着実に取り組んでいきましょう。

Offersでは、これまで利用企業700社の採用支援の中で得た、エンジニア、PM、デザイナー採用の知見を活かしたRPOプラン(月額最低20万円〜)を提供しております。RPOプランをご検討いただいている皆様は以下よりお問合せください。

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