エンジニアの種類は?仕事内容や特徴を徹底解説

Offers HR Magazine編集部 2024年8月13日

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こんにちは。エンジニア、PM、デザイナーの副業・転職採用サービス「Offers(オファーズ)」のOffers HR Magazine編集部です。IT業界は常に進化し続けており、それに伴いエンジニアの種類も多様化しています。採用担当者としては、それぞれのエンジニアの種類と仕事内容、求められるスキルを理解することが重要です。そこで今回は、様々な種類のエンジニアについて詳しく解説していきます。それぞれの役割や特徴を理解することで、より的確な人材採用を実現できるでしょう。

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エンジニアの種類とは

エンジニアと一言で言っても、その種類は実に多岐にわたります。一口にエンジニアと言っても、家電製品などの「モノ」を作るエンジニアもいれば、システムやソフトウェアといった「カタチのないもの」を作るエンジニアもいるわけです。そして、それぞれの分野でさらに細かく専門が分かれていきます。

エンジニアの基本的な分類

まず、エンジニアを大きく分類すると、ハードウェアエンジニアソフトウェアエンジニアに分けることができます。ハードウェアエンジニアは、パソコンやスマートフォン、家電製品など、物理的な「モノ」を作るエンジニアです。一方、ソフトウェアエンジニアは、コンピュータを動かすためのプログラムやシステム、アプリケーションなど、形のない「ソフトウェア」を作るエンジニアです。

分類

説明

ハードウェアエンジニア

コンピュータや電子機器などの物理的なハードウェアの設計、開発、製造を行うエンジニア

電気回路設計、半導体設計、機械設計

ソフトウェアエンジニア

コンピュータを動かすためのソフトウェアの設計、開発、テスト、保守を行うエンジニア

アプリケーション開発、Web開発、システム開発

この表からもわかるように、エンジニアの仕事は多岐にわたります。そして、近年ではIoTやAIの普及により、ハードウェアとソフトウェアの両方の知識を持つエンジニアの需要が高まっています。

ハードウェアエンジニアとソフトウェアエンジニア

ハードウェアエンジニアは、製品の設計から製造、テストまで幅広い工程に携わります。そのため、物理学や電気工学、機械工学などの幅広い知識が必要とされます。また、近年では、小型化・高性能化が進む電子機器に対応するため、常に新しい技術を学び続ける必要があります。

一方、ソフトウェアエンジニアは、プログラミング言語を用いてソフトウェアを開発します。そのため、論理的思考力や問題解決能力が求められます。また、常に新しい技術やプログラミング言語が登場するため、学習意欲も重要です。

ITエンジニアの役割

ITエンジニアは、ソフトウェアエンジニアの中でも、特に情報技術分野に特化したエンジニアのことを指します。近年、IT技術はあらゆる産業に浸透しており、ITエンジニアの需要はますます高まっています。ITエンジニアの役割は、企業の業務効率化や顧客サービスの向上など、多岐にわたります。

例えば、ECサイトの開発や運用、社内システムの構築、データ分析など、様々な業務に携わります。ITエンジニアは、常に最新の技術を学び、変化するビジネスニーズに対応していく必要があります。

開発エンジニアの種類と仕事内容

開発エンジニアは、ソフトウェアエンジニアの中でも、特にシステムやアプリケーションの開発に携わるエンジニアのことを指します。開発エンジニアは、プログラミング言語を用いて、クライアントの要望に応じたシステムやアプリケーションを開発します。

システムエンジニア

システムエンジニア(SE)は、クライアントの要望を聞き取り、システム全体の設計を行うエンジニアです。システム開発における上流工程を担当し、プロジェクト全体を管理する役割も担います。そのため、技術的な知識だけでなく、コミュニケーション能力やマネジメント能力も求められます。

SEは、クライアントとの打ち合わせから始まり、要件定義、設計、開発、テスト、運用まで、システム開発の全工程に携わります。プロジェクトを成功させるためには、チームメンバーとの連携や、進捗管理、品質管理など、幅広い業務をこなす必要があります。

近年では、アジャイル開発など、新しい開発手法を取り入れるSEも増えています。常に新しい技術や手法を学び、変化に対応していくことが求められます。

アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアは、スマートフォンアプリやWebアプリケーションなど、特定のアプリケーションの開発に特化したエンジニアです。ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)を考慮し、使いやすく、魅力的なアプリケーションを開発することが求められます。

アプリケーションエンジニアは、プログラミング言語を用いて、アプリケーションの設計から開発、テスト、リリースまで、一連の工程を担当します。また、ユーザーからのフィードバックを収集し、アプリケーションの改善を行うことも重要な役割です。

近年では、AIやIoT技術を活用したアプリケーション開発も増えており、常に新しい技術を学び続ける必要があります。

フロントエンドエンジニア

フロントエンドエンジニアは、ユーザーが直接操作する画面部分、つまりWebサイトやWebアプリケーションの見た目や動作を開発するエンジニアです。HTML、CSS、JavaScriptなどの言語を用いて、ユーザーにとって使いやすいインターフェースを構築します。

フロントエンドエンジニアは、ユーザーエクスペリエンス(UX)を重視し、快適で操作しやすいWebサイトやWebアプリケーションを開発することが求められます。また、近年では、Webサイトの高速化や、スマートフォン対応など、様々な技術が求められています。

バックエンドエンジニア

バックエンドエンジニアは、ユーザーの目に直接触れないサーバー側のシステムやデータベースなどを開発・運用するエンジニアです。フロントエンドエンジニアが作成した画面の裏側で、データ処理やセキュリティ対策など、システムの根幹を支える重要な役割を担います。

バックエンドエンジニアは、Java、Python、PHPなどのサーバーサイド言語を用いて、システムの設計から開発、テスト、運用まで、一連の工程を担当します。また、データベースの設計や管理、セキュリティ対策など、幅広い知識とスキルが求められます。

組み込みエンジニア

組み込みエンジニアは、家電製品や自動車、産業機器など、様々な機器に組み込まれるソフトウェアを開発するエンジニアです。ハードウェアの知識も必要とされ、限られたリソースの中で効率的なプログラムを開発することが求められます。

組み込みエンジニアは、C言語やC++などのプログラミング言語を用いて、機器の制御プログラムや通信プログラムなどを開発します。また、ハードウェアの仕様を理解し、最適なプログラムを設計する能力も必要とされます。

インフラエンジニアの種類と仕事内容

インフラエンジニアは、ITシステムを支える基盤となるインフラストラクチャの設計、構築、運用、保守を行うエンジニアです。サーバー、ネットワーク、データベースなど、ITシステムを安定稼働させるために欠かせない役割を担います。

サーバーエンジニア

サーバーエンジニアは、Webサーバーやメールサーバー、アプリケーションサーバーなど、様々なサーバーの構築、運用、保守を行うエンジニアです。サーバーの安定稼働を維持し、パフォーマンスを最適化することが求められます。

サーバーエンジニアは、LinuxやWindowsなどのOSの知識、サーバー構築の技術、ネットワークに関する知識など、幅広い知識とスキルが求められます。また、障害発生時には迅速に対応し、復旧作業を行う能力も必要です。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアは、企業内ネットワークやインターネットなどのネットワークシステムの設計、構築、運用、保守を行うエンジニアです。ネットワークの安定稼働を維持し、セキュリティを確保することが求められます。

ネットワークエンジニアは、ネットワーク機器の知識、ネットワークプロトコルの理解、セキュリティ対策の知識など、幅広い知識とスキルが求められます。また、障害発生時には迅速に対応し、復旧作業を行う能力も必要です。

データベースエンジニア

データベースエンジニアは、企業が保有する様々なデータを管理するデータベースシステムの設計、構築、運用、保守を行うエンジニアです。データの整合性を保ち、安全かつ効率的にデータを管理することが求められます。

データベースエンジニアは、データベースの設計、構築、運用、保守に関する知識、SQLなどのデータベース言語の知識、セキュリティ対策の知識など、幅広い知識とスキルが求められます。また、データ分析やデータマイニングなどのスキルを持つエンジニアも求められています。

セキュリティエンジニア

セキュリティエンジニアは、ITシステムをサイバー攻撃などの脅威から守るためのセキュリティ対策を行うエンジニアです。ファイアウォールや侵入検知システムなどのセキュリティ機器の導入、運用、管理、セキュリティポリシーの策定など、幅広い業務を担当します。

セキュリティエンジニアは、ネットワークセキュリティ、Webセキュリティ、アプリケーションセキュリティなど、セキュリティに関する幅広い知識とスキルが求められます。また、常に最新のセキュリティ脅威に関する情報収集を行い、対策を講じる必要があります。

クラウドエンジニア

クラウドエンジニアは、AWSやAzure、GCPなどのクラウドサービスを利用したシステムの設計、構築、運用、保守を行うエンジニアです。クラウドサービスの特性を理解し、最適なシステムを構築することが求められます。

クラウドエンジニアは、クラウドサービスに関する知識、ネットワークに関する知識、セキュリティに関する知識など、幅広い知識とスキルが求められます。また、クラウドサービスは常に進化しているため、新しい技術を学び続ける必要があります。

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プロジェクト管理エンジニアの種類と仕事内容

プロジェクト管理エンジニアは、ITプロジェクトを成功に導くために、プロジェクト全体の計画、実行、管理を行うエンジニアです。プロジェクトの進捗管理、品質管理、リスク管理など、幅広い業務を担当します。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャー(PM)は、プロジェクト全体の責任者として、プロジェクトの計画から実行、管理、完了まで、全ての工程を統括します。プロジェクトの目標達成に向けて、チームメンバーをまとめ、プロジェクトを成功に導くことが求められます。

PMは、プロジェクトマネジメントに関する知識、リーダーシップ、コミュニケーション能力、問題解決能力など、幅広い能力が求められます。また、プロジェクトの規模や内容によっては、特定の技術に関する知識も必要とされます。

プロジェクトリーダー

プロジェクトリーダー(PL)は、PMの指示のもと、プロジェクトの特定の工程やチームを管理する役割を担います。PMとチームメンバーとの橋渡し役として、プロジェクトを円滑に進めることが求められます。

PLは、プロジェクトマネジメントに関する知識、リーダーシップ、コミュニケーション能力、問題解決能力など、PMと同様の能力が求められます。また、担当する工程やチームによっては、特定の技術に関する知識も必要とされます。

ITコンサルタント

ITコンサルタントは、クライアントのビジネス課題を解決するために、ITに関する専門知識やノウハウを提供するエンジニアです。クライアントの現状を分析し、最適なITソリューションを提案します。

ITコンサルタントは、ITに関する幅広い知識、コンサルティングスキル、コミュニケーション能力、問題解決能力など、幅広い能力が求められます。また、クライアントの業界に関する知識も必要とされる場合があります。

ブリッジSE

ブリッジSEは、日本と海外の開発チームをつなぐ役割を担うエンジニアです。主に、オフショア開発において、日本側のクライアントと海外の開発チームとのコミュニケーションを円滑に進めることが求められます。

ブリッジSEは、日本語と英語のコミュニケーション能力、ITに関する知識、異文化理解力など、幅広い能力が求められます。また、プロジェクトマネジメントの知識や経験があると、より活躍することができます。

プロジェクトマネジメントオフィサー

プロジェクトマネジメントオフィサー(PMO)は、複数のプロジェクトを統括し、プロジェクトマネジメントの標準化や効率化を推進する役割を担います。プロジェクトマネージャーの育成や、プロジェクトの成功事例の共有など、組織全体のプロジェクトマネジメント能力向上に貢献します。

PMOは、プロジェクトマネジメントに関する高度な知識、リーダーシップ、コミュニケーション能力、問題解決能力など、幅広い能力が求められます。また、組織全体の戦略を理解し、プロジェクトマネジメントの観点から貢献することが求められます。

その他のエンジニアの種類と仕事内容

上記以外にも、様々な種類のエンジニアが存在します。ここでは、代表的な例をいくつか紹介します。

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、技術的な知識を活かして、製品やサービスの販売を行うエンジニアです。クライアントのニーズを的確に捉え、最適なソリューションを提案することが求められます。

セールスエンジニアは、ITに関する知識、営業スキル、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力など、幅広い能力が求められます。また、クライアントの業界に関する知識も必要とされる場合があります。

フィールドエンジニア

フィールドエンジニアは、クライアントの現場に赴き、機器の設置や修理、メンテナンスなどを行うエンジニアです。技術的な知識だけでなく、コミュニケーション能力や問題解決能力も求められます。

フィールドエンジニアは、機器の構造や動作原理に関する知識、修理やメンテナンスの技術、コミュニケーション能力、問題解決能力など、幅広い能力が求められます。また、クライアントの現場で迅速かつ的確に対応する能力も必要とされます。

社内SE

社内SEは、企業の情報システム部門に所属し、社内システムの構築、運用、保守を行うエンジニアです。社員の業務効率化や、情報セキュリティの強化など、企業のIT戦略を支える重要な役割を担います。

社内SEは、ITに関する幅広い知識、社内システムの運用管理スキル、コミュニケーション能力、問題解決能力など、幅広い能力が求められます。また、企業のビジネス戦略を理解し、ITの観点から貢献することが求められます。

QAエンジニア

QAエンジニアは、ソフトウェアの品質を保証するためのテスト計画の作成、テストの実施、バグの報告などを行うエンジニアです。高品質なソフトウェアをリリースするために、重要な役割を担います。

QAエンジニアは、ソフトウェアテストに関する知識、テストツールの使用方法、バグの発見・報告スキル、コミュニケーション能力など、幅広い能力が求められます。また、開発チームと協力し、ソフトウェアの品質向上に貢献することが求められます。

AIエンジニア

AIエンジニアは、人工知能(AI)に関する技術を用いて、システムやアプリケーションの開発を行うエンジニアです。機械学習や深層学習などの技術を駆使し、AIを搭載したシステムを開発します。

AIエンジニアは、AIに関する知識、プログラミングスキル、データ分析スキル、数学的知識など、幅広い能力が求められます。また、常に最新のAI技術に関する情報収集を行い、スキルをアップデートしていく必要があります。

まとめ

エンジニアの種類は多岐にわたり、それぞれに求められるスキルや役割が異なります。採用担当者は、それぞれのエンジニアの種類と仕事内容を理解し、適切な人材を採用することが重要です。今回の記事が、エンジニア採用の一助となれば幸いです。

それぞれのエンジニアの特性を理解し、適切なポジションに配置することで、プロジェクトの成功確率を高めることができます。また、エンジニアのキャリアパスを考える上でも、それぞれの役割や必要なスキルを理解することは重要です。今後も、IT業界の進化とともに、新しい種類のエンジニアが登場するでしょう。常に最新の情報に目を向け、変化に対応していくことが求められます。

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