CHRO役職とは?人事部長との違いや求められる能力とは

Offers HR Magazine編集部 2024年8月7日

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こんにちは。エンジニア、PM、デザイナーの副業・転職採用サービス「オファーズ」のOffers HR Magazine編集部です。 近年、企業の競争が激化する中で、優秀な人材の確保と育成が企業の成長に不可欠となっています。そこで注目されているのが、CHRO(最高人事責任者)という役職です。この記事では、CHROとは一体どのような役割を担うのか、人事部長との違いや求められる能力、育成方法、そして導入事例などを詳しく解説していきます。ぜひ、自社における人材戦略のヒントとしてご活用ください。

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CHRO(最高人事責任者)とは

CHROとは、Chief Human Resources Officerの略で、日本語では最高人事責任者と訳されます。企業の人事戦略全般を統括し、経営戦略と連動した人事戦略の立案・実行を担う重要なポジションです。組織全体の成長と発展に寄与する、いわば「人事の最高責任者」といえます。

CHROの定義と役割

CHROは、企業の経営戦略に基づき、人材の採用、育成、配置、評価、報酬など、人事に関するあらゆる業務を統括します。従業員のエンゲージメントを高め、生産性の向上や企業文化の醸成にも深く関わります。また、経営陣の一員として、経営戦略の策定にも積極的に関与し、人材の側面から企業の成長を推進していく役割を担います。

従来の人事部は、給与計算や労務管理といった、どちらかというと管理部門としての役割が強かったかもしれません。しかし、CHROは経営戦略と密接に連携し、人材戦略を通じて企業の競争力を高めていく、より戦略的な役割を担っていると言えるでしょう。

具体的には、経営目標達成のために必要な人材の確保、育成計画の策定、従業員のパフォーマンス向上のための施策実行、働きやすい職場環境の整備など、多岐にわたる業務を統括します。企業の成長を人材面から支える、非常に重要な役割と言えるでしょう。

CHO(Chief Human Officer)との違い

CHROと似たような役職に、CHO(Chief Human Officer)があります。どちらも人事部門のトップという意味では共通していますが、CHOはCHROよりもさらに広い範囲を統括することが多く、人材戦略だけでなく、企業文化や組織開発、ダイバーシティ&インクルージョンといった分野にも携わるケースが見られます。

CHOは、従業員の幸福度や働きがいを高めることに重点を置き、従業員エンゲージメントを高めることで、企業の持続的な成長を目指します。一方、CHROは、経営戦略と連動した人材戦略の立案・実行に重点を置く傾向にあります。

ただし、企業によってCHOとCHROの役割分担は異なる場合もあり、明確な線引きが難しいケースもあります。重要なのは、それぞれの企業において、どのような役割を期待されているのかを理解し、それに応じた役割を担うことです。

CHROが求められる背景

近年、CHROが注目される背景には、大きく分けて2つの要因が考えられます。一つは、グローバル化や技術革新の進展に伴い、企業を取り巻く環境が大きく変化し、従来の人事戦略では対応が難しくなってきたことが挙げられます。変化の激しい時代において、企業は優秀な人材を確保し、育成することで競争力を維持していく必要があり、そのためには、経営戦略と連動した戦略的な人事戦略が不可欠となっています。

もう一つは、従業員の価値観や働き方の多様化です。ワークライフバランスを重視する人や、自身の成長に意欲的な人など、従業員のニーズは多様化しており、従来の一律的な人事制度では、従業員のモチベーションを維持することが難しくなっています。多様なニーズに対応し、従業員のエンゲージメントを高めるためには、個々の従業員に合わせた柔軟な人事戦略が必要とされています。

このような背景から、経営戦略と人材戦略を統合的に推進し、企業の成長を人材面から支えるCHROの役割が、ますます重要になってきていると言えるでしょう。これからの時代、CHROは企業にとって必要不可欠な存在となっていくと考えられます。

CHROと人事部長の違い

CHROと人事部長は、どちらも人事部門における重要な役割を担いますが、その役割や責任範囲には明確な違いがあります。ここでは、CHROと人事部長の具体的な違いについて詳しく解説します。

経営視点と人事視点の違い

CHROは、経営陣の一員として、経営戦略の策定にも深く関与し、人材戦略を通じて企業全体の成長に貢献することに重きを置きます。つまり、経営視点を持って人材戦略を立案・実行することが求められるのです。一方、人事部長は、人事部門の責任者として、人事制度の運用や従業員の労務管理など、人事部門の業務全般を統括することに重点を置きます。人事のプロフェッショナルとして、従業員の働きやすい環境を整備し、円滑な業務運営をサポートすることが求められます。

簡単に言えば、CHROは「経営戦略に基づいた人材戦略」を、人事部長は「従業員のためのより良い職場環境づくり」を、それぞれ重視していると言えるでしょう。もちろん、CHROも従業員の well-being を重視し、人事部長も経営戦略を理解した上で業務を行う必要がありますが、その視点は大きく異なるのです。

例えば、企業が新規事業を立ち上げる場合、CHROは新規事業に必要な人材像を明確化し、採用計画や育成計画を立案するなど、人材面から新規事業を成功に導くための戦略を考えます。一方、人事部長は、新規事業に配属される従業員の労働条件や福利厚生などを整備し、スムーズな異動をサポートすることに注力するでしょう。

責任範囲の違い

CHROは、企業の人事戦略全般を統括し、人事部門全体の責任を負います。一方、人事部長は、人事部門における特定の分野(採用、育成、労務など)の責任者を務めることが多く、その責任範囲はCHROよりも限定的です。CHROは、人事部門全体を俯瞰的に捉え、各部門の連携を強化することで、より効果的な人材戦略を推進していく役割を担います。

CHROの責任範囲は、人事部門だけでなく、経営戦略にも及びます。経営会議に出席し、経営陣と議論を重ねながら、人材戦略の方向性を決定していくことも重要な役割の一つです。一方、人事部長は、人事部門の業務に集中し、CHROの指示の下、具体的な施策を実行していく役割を担います。

企業規模によっては、CHROが人事部長を兼任する場合もありますが、一般的には、CHROは人事部門全体を統括する役割、人事部長は特定の分野を専門的に担当する役割と、それぞれ責任範囲が異なることが多いです。

CHROと人事部長の役割分担

CHROと人事部長は、それぞれ異なる役割を担いながらも、密接に連携し、協力することで、企業の人材戦略を効果的に推進していく必要があります。CHROは、経営視点から人材戦略の方向性を示し、人事部長は、その指示に基づき、具体的な施策を実行していくという役割分担が一般的です。

CHROは、人事部長からの情報提供や意見を参考に、より効果的な人材戦略を立案することができます。一方、人事部長は、CHROの指示や指導を受けることで、自身の専門性を高め、より質の高い業務を行うことができます。CHROと人事部長が互いに協力し、それぞれの強みを活かすことで、企業の人材戦略はより効果的に推進されるでしょう。

例えば、CHROが従業員のエンゲージメント向上を目標に掲げた場合、人事部長は、具体的な施策として、従業員満足度調査の実施や、社内コミュニケーション活性化のためのイベント企画などを提案することができます。CHROは、人事部長からの提案を参考に、より効果的な施策を決定し、実行していくという流れになります。

CHROの具体的な役割

CHROの役割は多岐にわたりますが、ここでは特に重要な役割をいくつかピックアップして詳しく解説します。これらの役割を理解することで、CHROが企業にとっていかに重要な存在であるかをより深く理解できるでしょう。

経営戦略への参画

CHROは、単なる人事部門のトップではなく、経営陣の一員として経営戦略の策定にも積極的に参画します。企業のビジョンや目標を理解した上で、人材戦略の観点から意見を述べ、経営戦略と人材戦略を整合させる役割を担います。これは、企業の持続的な成長を実現するために非常に重要な役割と言えるでしょう。

具体的には、経営会議に参加し、事業計画や予算編成など、経営に関する重要な意思決定に関わります。また、市場動向や競合他社の状況などを分析し、将来を見据えた人材戦略を立案することも求められます。CHROは、経営戦略と人材戦略を結びつける役割を担うことで、企業全体の成長に貢献するのです。

例えば、企業がグローバル展開を計画している場合、CHROは海外進出に必要な人材の確保や育成、現地における労務管理体制の構築など、人材戦略の観点から計画に貢献します。経営戦略と人材戦略を整合させることで、グローバル展開を成功に導くことができるのです。

人事評価制度の整備

CHROは、従業員のパフォーマンスを最大限に引き出すために、公平で透明性の高い人事評価制度を整備する役割も担います。従来の年功序列型の評価制度ではなく、成果や能力に基づいた評価制度を導入することで、従業員のモチベーション向上と企業の成長を促進することができます。また、評価制度は、従業員の育成やキャリア開発にも活用することができます。

具体的には、評価基準の設定、評価方法の選定、評価結果のフィードバック方法など、評価制度に関するあらゆる側面を検討し、最適な制度を設計する必要があります。また、時代に合わせて評価制度を見直し、改善していくことも重要です。CHROは、常に最新のトレンドや情報を収集し、より効果的な評価制度を構築していくことが求められます。

例えば、近年注目されている「360度評価」や「OKR」といった評価制度を導入することで、従業員の多面的な評価や目標管理を促進し、パフォーマンス向上につなげることができます。CHROは、企業の文化や風土に合った評価制度を導入することで、従業員のエンゲージメントを高め、企業の成長に貢献するのです。

社員の育成とキャリア開発

CHROは、従業員の能力開発やキャリア形成を支援することで、企業の将来を担う人材を育成する役割も担います。研修プログラムの開発や、メンタリング制度の導入など、従業員の成長を促進するための様々な施策を立案・実行します。また、従業員のキャリアプランをサポートし、個々の能力を最大限に発揮できるような環境を整備することも重要です。

具体的には、従業員のスキルや経験、キャリア目標などを把握し、個々のニーズに合わせた育成計画を策定します。また、社内外の研修プログラムや、資格取得支援制度などを活用し、従業員のスキルアップをサポートします。CHROは、従業員の成長を支援することで、企業の競争力強化に貢献するのです。

例えば、近年注目されている「リスキリング」や「アンラーニング」といった、新たなスキルを習得するための研修プログラムを導入することで、従業員の市場価値を高め、企業の成長に貢献することができます。CHROは、時代に合わせて必要なスキルを分析し、従業員の育成計画に反映させることが求められます。

企業ビジョン・理念の浸透

CHROは、企業のビジョンや理念を従業員に浸透させる役割も担います。従業員が企業のビジョンや理念を理解し、共感することで、企業への帰属意識が高まり、エンゲージメントが向上します。また、企業文化の醸成にもつながり、従業員の行動指針となることで、企業全体の成長を促進することができます。

具体的には、社内イベントや研修プログラムなどを活用し、企業のビジョンや理念を従業員に伝える機会を設けます。また、日々のコミュニケーションを通じて、企業文化を体現することも重要です。CHROは、従業員が企業のビジョンや理念を理解し、共感できるような環境を整備することで、企業全体の結束力を高め、成長を促進するのです。

例えば、従業員向けの社内報や、イントラネットを活用し、企業のビジョンや理念、経営陣からのメッセージなどを発信することで、従業員とのコミュニケーションを活性化し、エンゲージメントを高めることができます。CHROは、様々な手段を活用し、企業文化を浸透させることが求められます。

CHROに必要なスキルと能力

CHROとして活躍するためには、様々なスキルや能力が必要とされます。ここでは、特に重要なスキルと能力をいくつかピックアップして解説します。これらのスキルと能力を身につけることで、CHROとして企業の成長に貢献することができるでしょう。

経営知識と戦略立案能力

CHROは、経営陣の一員として経営戦略の策定にも関与するため、経営に関する幅広い知識と、戦略を立案する能力が必須です。財務諸表の読み方や、マーケティング、経営戦略論など、経営に関する基礎知識を習得しておく必要があります。また、市場動向や競合他社の状況などを分析し、将来を見据えた戦略を立案する能力も求められます。

経営知識と戦略立案能力を身につけるためには、MBAを取得したり、経営に関する研修プログラムに参加したりすることが有効です。また、日頃からビジネスニュースや経済誌などに目を通し、最新の情報を収集することも重要です。CHROは、常に学び続ける姿勢を持つことで、経営に関する知識を深め、戦略立案能力を高めていく必要があります。

例えば、企業が新規事業を立ち上げる際には、市場調査や競合分析を行い、事業計画を策定する必要があります。CHROは、経営知識と戦略立案能力を活用し、人材戦略の観点から新規事業を成功に導くための計画を立案するのです。

人事マネジメント能力

CHROは、人事部門全体の責任者として、人事マネジメントに関する高い能力が求められます。採用、育成、評価、報酬など、人事に関するあらゆる業務を統括し、従業員のパフォーマンスを最大限に引き出すための施策を立案・実行する必要があります。また、労務管理に関する法律や制度にも精通している必要があります。

人事マネジメント能力を身につけるためには、人事に関する専門知識を習得することが重要です。人事に関する資格を取得したり、研修プログラムに参加したりすることで、専門知識を深めることができます。また、日頃から人事に関する書籍を読んだり、セミナーに参加したりするなど、常に学び続ける姿勢を持つことが大切です。

例えば、従業員のエンゲージメントを高めるためには、適切な人事評価制度を導入し、従業員のモチベーションを向上させる必要があります。CHROは、人事マネジメント能力を活用し、従業員のパフォーマンスを最大限に引き出すための施策を立案・実行するのです。

問題解決力とコミュニケーション能力

CHROは、様々な問題が発生する可能性のある人事部門において、問題解決力とコミュニケーション能力が不可欠です。問題が発生した場合には、迅速かつ適切に状況を把握し、関係者と連携しながら解決策を導き出す必要があります。また、従業員とのコミュニケーションを通じて、信頼関係を構築し、円滑な人間関係を築くことも重要です。

問題解決力とコミュニケーション能力を身につけるためには、日頃から様々な人とコミュニケーションを取り、意見交換を行うことが大切です。また、問題が発生した場合には、冷静に状況を分析し、論理的に解決策を導き出す練習をすることも有効です。CHROは、問題解決力とコミュニケーション能力を活用し、人事部門における様々な問題を解決していく必要があります。

例えば、従業員同士のトラブルが発生した場合には、当事者から話を聞き、状況を把握した上で、適切な解決策を提示する必要があります。CHROは、問題解決力とコミュニケーション能力を活用し、円滑な人間関係を築き、問題を解決していくのです。

CHROの育成方法

CHROは、企業の成長に不可欠な存在である一方で、その役割を担う人材は限られています。そのため、企業は将来のCHRO候補を育成していく必要があります。ここでは、CHROの育成方法についていくつか紹介します。

事業部門の経験を積む

CHROは、経営戦略と人材戦略を結びつける役割を担うため、事業部門における経験を積むことが重要です。事業部門で実際に業務を行うことで、ビジネスの現場を理解し、経営視点を持つことができます。また、様々な人と関わることで、コミュニケーション能力や問題解決能力を養うことができます。

事業部門での経験は、CHROとしてのキャリアパスにおいて非常に貴重な財産となります。将来CHROを目指している人は、積極的に事業部門での経験を積むことを検討しましょう。

例えば、営業部門で顧客と接することで、顧客ニーズを理解し、マーケティング戦略を考える力を養うことができます。また、企画部門で新規事業の立ち上げに関わることで、戦略立案能力や問題解決能力を身につけることができます。

ソフトスキルの向上

CHROは、様々な人とコミュニケーションを取りながら、人事戦略を推進していく必要があるため、ソフトスキルの向上が不可欠です。リーダーシップ、交渉力、プレゼンテーション能力など、様々なソフトスキルを身につけることで、CHROとしての役割を効果的に果たすことができます。

ソフトスキルの向上には、研修プログラムへの参加や、読書、セミナーへの参加などが有効です。また、日頃から様々な人とコミュニケーションを取り、意見交換を行うことで、ソフトスキルを磨くことができます。

例えば、リーダーシップ研修に参加することで、チームをまとめ、目標達成に向けてメンバーを導く力を身につけることができます。また、交渉力研修に参加することで、相手とのwin-winの関係を築き、合意形成を図る力を身につけることができます。

アジャイル思考を身につける

現代のビジネス環境は、変化が激しく、予測が困難です。そのため、CHROは、変化に柔軟に対応できるアジャイル思考を身につける必要があります。アジャイル思考とは、計画を立てて実行するだけでなく、状況に応じて計画を変更したり、新たなアイデアを取り入れたりする柔軟な思考法です。

アジャイル思考を身につけるためには、アジャイル開発手法に関する研修プログラムへの参加や、アジャイル開発を実践している企業での就業経験などが有効です。また、日頃から変化を恐れず、新たなことに挑戦する姿勢を持つことが大切です。

例えば、アジャイル開発手法の一つである「スクラム」を導入することで、短いサイクルで計画、実行、振り返りを行うことができ、変化に柔軟に対応することができます。CHROは、アジャイル思考を身につけることで、変化の激しいビジネス環境においても、効果的に人事戦略を推進していくことができます。

早期からの育成計画

CHROは、一朝一夕に育成できるものではありません。そのため、企業は早期からCHRO候補を選定し、計画的に育成していく必要があります。若手社員の中から将来のCHRO候補を選定し、事業部門での経験を積ませたり、研修プログラムに参加させたりすることで、CHROとしての素養を身につけさせることができます。

早期からの育成計画は、企業の将来を担う人材を育成するためにも非常に重要です。将来CHROを目指している人は、積極的に自己啓発を行い、スキルアップに励みましょう。

例えば、メンター制度を導入し、経験豊富なCHROが若手社員を指導することで、CHROとしてのスキルや知識を効果的に伝承することができます。また、社内公募制度を活用し、CHRO候補を社内から募集することで、意欲のある人材を育成することができます。

CHROを導入している企業の事例

近年、CHROを導入する企業が増えてきています。ここでは、CHROを導入している企業の事例をいくつか紹介します。これらの事例を参考に、自社におけるCHROの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

カゴメ株式会社

カゴメ株式会社は、2019年にCHRO制度を導入しました。CHROは、経営戦略と人材戦略を一体的に推進し、従業員のエンゲージメントを高める役割を担っています。カゴメ株式会社では、CHROの導入により、従業員の働きがい向上や、ダイバーシティ&インクルージョンの推進など、様々な成果を上げています。

サイバーエージェント株式会社

サイバーエージェント株式会社は、2017年にCHRO制度を導入しました。CHROは、人材戦略の策定・実行だけでなく、企業文化の醸成や、組織開発にも深く関わっています。サイバーエージェント株式会社では、CHROの導入により、優秀な人材の確保や、従業員の成長促進など、様々な成果を上げています。

日清食品株式会社

日清食品株式会社は、2016年にCHRO制度を導入しました。CHROは、グローバル人材の育成や、ダイバーシティ&インクルージョンの推進など、グローバルな視点で人材戦略を推進しています。日清食品株式会社では、CHROの導入により、グローバル競争力の強化や、イノベーションの創出など、様々な成果を上げています。

富士通株式会社

富士通株式会社は、2015年にCHRO制度を導入しました。CHROは、デジタル変革を推進するための、人材戦略の策定・実行を担っています。富士通株式会社では、CHROの導入により、デジタルトランスフォーメーションの推進や、新たなビジネスモデルの創出など、様々な成果を上げています。

株式会社メルカリ

株式会社メルカリは、2014年にCHRO制度を導入しました。CHROは、グローバルな人材採用や、従業員のエンゲージメント向上など、メルカリの急成長を支える人材戦略を推進しています。株式会社メルカリでは、CHROの導入により、グローバル展開の加速や、イノベーションの創出など、様々な成果を上げています。

まとめ

CHROは、企業の成長に不可欠な存在です。経営戦略と人材戦略を結びつける役割を担い、従業員のエンゲージメントを高め、企業全体の成長を促進します。CHROに必要なスキルや能力を理解し、育成方法を検討することで、自社におけるCHROの導入を成功させることができるでしょう。企業は、CHROの重要性を認識し、積極的に育成・活用していくことが求められます。

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