プログラマーを副業として採用する方法を解説。メリットと成功させるために抑えておくべきポイントも紹介

Offers HR Magazine編集部 2023年7月17日

Offers HR Magazine編集部

目次

プログラマーは慢性的な人手不足もあり、中途採用が難しい職種の一つです。これから本格的にプログラマーの採用を検討している企業に向けて、有効な手法や採用基準の決め方を解説します。プログラマー採用を成功させるポイントも一緒に理解しておきましょう。

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プログラマーの採用におすすめの手法

(出典)https://unsplash.com/

プログラマーの採用には他の職種と同様、一般的な求人サイトや転職エージェントなども有効ですが、以下の手法も検討してみましょう。

ダイレクトリクルーティング(スカウト採用)

ダイレクトリクルーティングは別名「スカウト採用」とも呼ばれており、企業が有望なプログラマーに対して、直接アプローチする手法です。

近年は求人サイトの多くにスカウト機能が実装されており、登録者のプロフィールを確認し、企業側からスカウトメールを出せるようになっています。サービス上で直接やり取りして、条件が合えば、そのまま採用プロセスに乗せることが可能です。

また、SNSを通じてプログラマーに声を掛け、採用に結び付ける方法も、ダイレクトリクルーティングの一種です。ソーシャルリクルーティングとも呼ばれており、他社に先駆けて優秀な人材を確保できる可能性があるので、スタートアップや小規模事業者にもおすすめです。

リファラル採用

リファラル採用は、社内のエンジニア・プログラマーから自社に合った人材を紹介してもらう方法です。社内の雰囲気や、職場の状況などを理解している社員からの紹介なので、採用後のミスマッチが起こりにくいのが特徴です。

また、人材を紹介してくれた社員にインセンティブを与えるほかは、特に採用にかかるコストが不要で、費用対効果の高い人材採用を実現できます。紹介を受けるプログラマー側も、知人や友人からの推薦なので、職場に溶け込みやすいのもメリットといえるでしょう。

イベントを通じた採用

IT関連のイベントを通じて、プログラマーやエンジニアの採用に結び付ける方法もあります。IT関連人材の採用イベントは全国で開催されており、企業としてブースを出展し、そこに訪れたプログラマーとの面談を通じて、採用に至るケースは珍しくありません。

採用イベントではなくても、技術系のイベントには多くのプログラマー・エンジニアが参加するので、そこでヘッドハンティングする方法も有効です。名刺交換をしておくだけでも、後から個別にアプローチが可能なので、いわゆる採用の母集団形成にも役立つでしょう。

求人広告を出す

求人サイトや 職業紹介誌などに 求人広告を出すという方法もあります。 広告費用はサイトや本によって異なりますが、代行サービスなどと比べて安い傾向にあります。また、訪問者は求職に対する意欲が高いため、条件などがマッチすれば応募が来やすいのも特徴です。

その一方で、 多くの求人が掲載されるため他社の条件と比べられやすい 点や、1社あたりの情報量に限りがあるため 自社とマッチしない人材が応募してくることも少なくありません。

一括採用には向いている求人広告ですが、ピンポイントの人材を探している場合は 別の方法の方が向いています。

オウンドメディアからの採用

自社のホームページや求人ページに採用情報を掲載し、そこで人を募るという方法もあります。 求人広告と比べて 文字数や レイアウトが縛られないため 情報を掲載することができます。 また自社のサイトということもあって自社にマッチした人材からの応募が多くなりやすいのも特徴です。

問題としては サイトの訪問者がそもそも少ない場合は求職者の目に触れる機会も少なくなることと、必ずしも訪問者が求職目的でサイトを訪れるわけではないため、 応募人数はどうしても少なくなってしまいます。

SNSやイベントなどから、オウンドメディアへ誘導するなどして 求人 意欲のある 読者を流入する工夫が必要です。

正社員ではなく副業プログラマーを採用するメリット

(出典)https://unsplash.com/

一般的な正社員採用と比較して、副業プログラマーを採用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか?副業プログラマーを採用するメリットを紹介します。

採用範囲が広まる

正社員の採用活動には地理的な制約や、長期的なコミットメントが必要でしたが、副業プログラマーの採用の場合、これらの制限はありません。

募集条件が正社員よりも緩和できるため、採用範囲が広がり、さらに応募人数が正社員限定の応募よりも増える可能性が高くなります。

試用期間を設けられる

副業プログラマーの採用は、短期的なプロジェクトベースでの雇用が主流となっています。これにより、企業は新しいプログラマーのスキルや適性を実際の業務を通じて確認することができます。

この試用期間を経て、改めて正社員への採用に踏み切ったり、副業エンジニアにどのように働いてもらうのか、働き方や業務内容について考え、適切な人材運用を行うことが可能になります。

採用活動におけるリスクを減らせる

正社員の採用には、長期的なコミットメントや高額な採用費用が伴います。エンジニアの正社員を採用するには、スキルや働き方が自社にマッチするかを慎重に確認する必要があるため、採用工程は副業エンジニアと比べて増える傾向にあり、応募から採用までの採用活動期間も長くなります。

また正社員として採用した場合、スキルや働き方がミスマッチであったとしても簡単には解雇できません。正社員を採用する際には、このようなリスクが付きまといます。

しかし、副業プログラマーの場合、短期間の契約やプロジェクトベースでの採用が可能なため、企業のリスクを大幅に削減することができます。

もし、採用したプログラマーとの相性が合わない場合でも、契約期間が終了すれば関係を終了することができるため、柔軟な人事戦略を実現することも可能です。

副業プログラマーの採用を成功させるポイント

(出典)https://unsplash.com/

自社でパフォーマンスを発揮できる副業プログラマーを採用するために、抑えておくべきポイントを解説します。

フレキシビリティな環境を作る

副業 採用の場合、正社員よりもコミットする時間が短くなることが一般的です。そのため 短時間の勤務や様々な時間帯で働ける 柔軟性( フレキシビリティ)な環境を構築することが大切になります。

出社しなくても働けるオンライン設備やツールを充実させたり、オンラインでコミュニケーションをとれる体制を作ることも重要です。

フレックスビリティな環境が構築できなければ、応募できる人材が限られてしまいますし、実際に働き始めてもパフォーマンスを発揮できない可能性も高くなってしまいます。

業務内容を具体的に定める

正社員とは異なり コミットする時間や働き方も 限定的になる副業プログラマーに対し、曖昧な指示や目標では、成果が達成できなくなる可能性が高くなります。

成果を出し、事業に貢献してもらうためにも、「どんな業務をどの程度の作業期間で行って欲しいか」は具体的に定めましょう。

開発期間と仕様を変更するアジャイル型の働き方であっても同様です。その場合はチームとしての役割、そして副業プログラマーの役割を定め、それに準じて働くことで、パフォーマンスを正しく発揮できるようになります。

キャリアサポートを実施する

新しいスキルの習得をサポートしたり、プログラミング研修を受けさせるといった スキルアップの サポートや、ロールや待遇についてメンターと対話するといった将来的なキャリアの話なども行いましょう。

副業プログラマーのスキルアップや成長は企業にとってプラスになりますし、サポート体制が充実していることで離職を防いだり、正社員への転換を検討してくれる可能性が高まったりします。

副業エンジニアをメインでプロダクトチームを組んでいるプロダクトなどでは、副業エンジニアの成長機会を積極的に設けています。

副業プログラマーの採用でエンジニアチームの充実を図る

(出典)https://unsplash.com/

IT人材が不足している状況下では優秀なプログラマーが副業しているケースも少なくありません。正社員だけでは応募条件が厳しくなってしまうため、副業プログラマーを採用することでリソースの解消に動いているIT企業も多くあります。

副業プログラマーは正社員よりも早く登用できる点やリスクやコストを軽減できるなどのメリットがあります。社内にプログラマーのリソースが足りない場合、副業採用を検討してみてはいかがでしょうか。

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