ゼット世代の特徴は?若手のエンジニアを採用する際のポイントも解説

Offers HR Magazine編集部 2023年5月19日

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目次

「デジタルネイティブ」や「ソーシャルネイティブ」と呼ばれるゼット世代は、人材採用の分野でもよく話題になります。ゼット世代にあたるエンジニアを採用・育成する際には、どういった点に注意すれば良いでしょうか?ゼット世代の概要とともに解説します。

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ゼット世代(Z世代)とは?どういう意味?

(出典)https://unsplash.com/

ゼット世代(Z世代)とは、すでにスマートフォンやSNSなどが日常的に使われている世代であり、いわゆる「ミレニアル世代」の後の人々といわれています。まずは、概要から確認していきましょう。

1990年代後半から2012年頃に生まれた世代

ゼット世代の厳密な定義は、実は定まっていません。しかし1990年代の後半から、2010年頃に生まれた世代を呼ぶケースがほとんどです。つまり、2023年の時点において10代~20代前半の若者を指します。

インターネットとその関連サービスに囲まれて育った人々であり、スマートフォンやSNSなどで、日常的にコミュニケーションを取るのが当たり前になっている世代です。それ以前の世代とは物の考え方や、価値観などが異なる場合も多いので、マーケティングの分野や人材育成の分野などでは、よくゼット世代の特徴が取り上げられます。

「ポストミレニアル世代」とも呼ばれる

ミレニアル世代(ミレニアルズ)とは一般的に、1980年代の前半から、1990年代の半ばにかけて生まれた世代を指します。

2023年の時点において、20代の後半から40代の前半を迎える世代であり、インターネットとその関連サービス、SNSなどに慣れ親しんでいる人々です。子どもの頃にインターネットの発展を経験している世代でもあり、IT技術の進展を目の当たりにしてきた人々ともいえるでしょう。

一方、ゼット世代はミレニアルズの後の世代であり、「ポストミレニアル世代」とも呼ばれています。生まれた頃から、すでにインターネットやIT技術が当たり前にある世代です。両世代はそれ以前の世代に比べて、共通した考え方も有していますが、異なる価値観を持っているともいわれています。

ゼット世代の代表的な特徴や価値観

(出典)https://unsplash.com/

ゼット世代の代表的な特徴や価値観としては、以下の点が挙げられます。一部、ミレニアル世代にも該当するところはありますが、ゼット世代はデジタル技術やSNSが当然に受け入れられている世代であり、子どもの頃から使いこなせる点に特徴があります。

デジタルネイティブ

スマートフォンやタブレット端末を自由に使いこなせるのが、ゼット世代の最大の特徴といえるでしょう。インターネット関連技術が日常生活で当たり前になっている世代であり、新しいIT関連技術の理解も早く、技術の進歩にも柔軟に対応できる世代です。

ただし年齢によっては、子どもの頃からパソコンよりも、スマートフォンに慣れ親しんでいます。そのためスマートフォンの操作に関しては、全く問題はないものの、パソコンの文字入力をはじめとした基本操作が苦手な人も少なくありません。

ソーシャルネイティブ(SNSネイティブ)

ゼット世代はTwitterやFacebook、Instagramなどの、SNSでのコミュニケーションが当たり前になっている世代です。友人同士の日常的なコミュニケーションはもちろん、SNSを通じてオンラインでのみ、やり取りする相手も多くいるのが特徴です。相手の顔が分からないまま、長くやり取りを続けるケースも珍しくありません。

なお、ゼット世代の中でも、頻繁に使用しているSNSは年齢によって異なる傾向があります。例えば、20代半ばの人々はTwitterやInstagramの利用率が比較的高めですが、10代から20代前半の人々はInstagramに加えて、TikTokなどが主流のコミュニケーションツールになっています。

タイムパフォーマンスを重視する

ミレニアル世代はコストパフォーマンスを考える傾向にあるとされていますが、ゼット世代はそれ以上に、タイムパフォーマンス(時間対効果)を重視するのが特徴といわれています。

バブルが崩壊し、世紀をまたいで長い不況に陥っていた日本では、限られたお金で、いかに効果の高いものを得るかを重視する人が多くなりました。ミレニアル世代は主にバブル崩壊前後に生まれた人々であり、不況とともに生きてきた側面があるため、それ以前の世代に比べると、コストパフォーマンスを重視せざるを得なかった事情があります。

さらに、その下のゼット世代は、コストパフォーマンスを重視するだけではなく、短い時間でどれぐらいの効果を得られるかも大切にしています。実際、「タイパ」「コスパ」といった表現がよく使われており、動画サイトなどで十分に特徴や評価を確認してから、商品やサービスを購入するのが特徴です。

また、若い世代に好まれる動画も、徐々に時間の短いものになってきています。より短時間で、十分な満足感を得たいというニーズがあるわけです。

ワークライフバランスを大切にする

ゼット世代は、特に仕事とプライベートの両立を大切にしています。いわゆる仕事一筋で生きようとする人は少なく、オンとオフを明確に切り替える人が多いのが特徴です。会社の飲み会や催しに参加するよりも、自分の趣味や友人との時間を重視する人が多く、仕事よりも家庭やプライベートを重視する傾向もあります。

上記のように、タイムパフォーマンスを重視する人が多いため、仕事においても、より効率的で柔軟な働き方を求めるのも特徴といえるでしょう。転職のハードルも低く、20代のうちから副業やフリーランスとして活動する人も増えています。

ゼット世代のエンジニアに活躍してもらうには?

(出典)https://unsplash.com/

ゼット世代のエンジニアに活躍してもらうためには、以下の点を意識する必要があります。世代の傾向を理解した上で、一人一人に合った労働環境や育成方法を考えることが重要です。

一人一人の強みや個性、考え方を尊重する

エンジニアとして自社で長く活躍してもらうには、個人の価値観を尊重して、強みを発揮できる環境を整える必要があります。人材教育の面では、一律にアプローチするのではなく、一人一人の状況に合わせた育成が求められます。

転職のハードルが低い世代であり、エンジニア自体が売り手市場であるため、キャリアアップができる環境を整えなければ、優秀な人材ほど早く辞めてしまうでしょう。エンジニア自身が自ら積極的に学び、望むキャリアを実現できる仕組みが必要です。

仕事の目的を明確に伝える

ゼット世代は効率性や、時短などを重視する世代といわれているため、業務の目的や意図を明確に伝える必要があります。合理的ではない社内ルールや、慣習に疑問を持つ人も多いので、必要性をしっかりと理解してもらうことが重要です。

また、一度ルールや慣習の必要性を検討し、不要なら撤廃する姿勢も求められます。業務の進め方に関しても、新人の意見を聞き入れる環境にしておきましょう。

ゼット世代のエンジニアを採用する際のポイント

(出典)https://unsplash.com/

ゼット世代のエンジニアを採用する際には、以下のようにソーシャルメディアを活用したり、ダイレクトリクルーティングを導入したりするのが効果的です。押さえるべきポイントを解説します。

ソーシャルメディアの積極活用

SNSやYouTubeをはじめとした動画配信プラットフォームなどを活用し、自社の魅力や労働環境などを積極的に発信しましょう。

就職・転職活動にSNSを積極的に利用する世代なので、魅力ある情報を伝えられれば、スタートアップ企業でも、優秀な人材を集められる可能性があります。SNS上の広告や動画広告なども、積極的に活用しましょう。

ダイレクトリクルーティングの導入

優秀なエンジニアに対しては、直接声をかけてアプローチすることも大事です。

エンジニア採用に限らず、近年はダイレクトリクルーティングを実施している企業が増えていますが、特に優秀な人材は転職市場になかなか出てこないため、企業側から応募を促す必要があります。ゼット世代の特徴や価値観を理解し、一人一人に合わせたメッセージを伝えるとよいでしょう。

内定後のサポートと教育環境の整備

内定後のサポートや、入社後の教育環境の整備も重要です。できる限り一人一人の特性に合った、教育ができる環境を構築しましょう。動画コンテンツで自ら学習できるシステムを導入したり、外部の研修を取り入れたりするのも効果的です。

ゼット世代は転職に抵抗がないため、早期離職を防ぐためにも、現場の管理者や先輩社員によるサポートは欠かせません。1on1で上司と気兼ねなく話せる環境も必要でしょう。

ゼット世代の特徴を理解して採用戦略に取り入れる

(出典)https://unsplash.com/

ゼット世代の概要と特徴を解説しました。ポストミレニアル世代とも呼ばれるゼット世代は、デジタルネイティブやソーシャルネイティブといわれるなど、IT技術が当たり前になっている人々です。

タイムパフォーマンスやワークライフバランスを重視する特徴もあるので、価値観をよく理解した上で、採用活動や人材教育の方針を考える必要があります。内定後・入社後のサポート環境の整備も重要です。ゼット世代に代表される若い人材を積極的に採用・育成し、事業の長期的な成長を目指しましょう。

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