エンジニアの採用活動の流れとポイント。おすすめの採用手法も紹介

Offers HR Magazine編集部 2023年9月29日

Offers HR Magazine編集部

目次

エンジニアは優秀な人材の獲得が難しく、人手不足に悩む企業も珍しくありません。そのような状況で採用を進めるには、現状の課題をよく認識した上で、ポイントを押さえた活動が求められます。エンジニア採用の基本とともに押さえておきましょう。

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エンジニアの採用活動は難しい?

(出典)https://unsplash.com/

ここ数年、エンジニアの採用活動に苦戦する企業が増えており、さまざまな施策を打ち出すものの、採用ニーズに合った人材を得るのが難しいと悩む人事担当者は少なくありません。エンジニアの採用活動が難しい理由はさまざまですが、特に以下の点が挙げられます。

エンジニア採用に慣れていない企業が多い

多くの企業にとってエンジニア採用が難しい理由として、人事担当者がエンジニアの採用自体に慣れていない、あるいは技術面に詳しくないため、人材をうまく評価できないケースが多い点が挙げられます。

エンジニアの事情に詳しくなく、さらに技術面にも明るくない人事担当者は多くいます。そのため、本当に自社が必要としている人材を見抜けず、採用後のミスマッチが発生するケースは珍しくありません。

事前に現場の意見を聞いていても、それに見合った人材を見つけられず、本当にニーズに合った人材を逃してしまう場合もあります。

エンジニア全体が慢性的な人手不足

現状、IT市場全体でエンジニアの人材需要に対し、供給が足りていない状況です。転職市場になかなか人材が出てこないため、多くの企業がエンジニアの採用に難儀しており、エンジニアの採用活動が難しいとされる最大の理由になっています。

経験豊富で優秀な人材は企業が囲い込んでしまうため、タイミングよく採用ニーズに合った人材を見つけられなければ、採用活動を続けざるを得ないでしょう。実際、よい人材をなかなか採用できず、人手不足のまま開発事業を続けている企業は珍しくありません。

人材採用におけるミスマッチも顕著に

エンジニアをはじめ、多くの企業で人材採用におけるミスマッチも問題となっています。上記のように、人事担当者が技術面に詳しくないため、現場が必要としている人材を見抜けない場合はよくありますが、同時にエンジニアが希望する待遇や労働環境を用意できず、早期離職につながるケースもあります。

特にスタートアップをはじめとして、人材採用や人材教育にかけるコストをあまり負担できない企業などは、提示できる条件面で他社に負けてしまい、内定辞退につながることも少なくありません。

また、比較的事業規模の大きな企業でも、マネジメント層がエンジニアの採用の難しさを理解していないために、提示できる条件が改善されない場合もあります。

エンジニア採用の現状と課題

(出典)https://unsplash.com/

エンジニアの活躍するIT市場全体の動向や、採用の対象となるエンジニアの働き方の変化なども押さえておきましょう。IT市場の規模は拡大の一途をたどっており、それに伴ってエンジニアの有効求人倍率も増加傾向にあるため、構造的にエンジニアの採用が難しい状況になっていることが分かります。

IT市場の規模は順調に拡大中

エンジニアが主に活躍しているIT市場は順調に拡大しており、企業のDXの推進などもあって、今後さらにエンジニアのニーズが増加すると考えられます。

ガートナージャパンによると、2022年の日本企業のIT総支出額は27兆2,456億円で、2023年は28兆5,344億円に達するとしています。企業のDXのためのIT投資の増加などを背景に、あらゆる産業でIT関連の支出が増えており、数年後には30兆円を超える見込みも立てられている状況です。

また、IT関連市場の中でも国内のクラウド市場が活況で、近年は特に右肩上がりに拡大しています。DXの推進によりクラウドサービスの需要が急激に増しており、この分野に関わるエンジニアの人材ニーズが大きな高まりを見せています。

出典:Gartner、日本における2023年のエンタプライズIT支出の成長率を4.7%と予測|Gartnerプレスリリース

エンジニアの有効求人倍率の増加

IT市場の拡大に伴い、エンジニアの有効求人倍率も増加しています。優秀な人材は好待遇で雇用される傾向にあり、どの企業もエンジニアに長く働いてもらいたいと考えるため、転職市場になかなか人材が出てこない状況が続いています。

特に20代後半から30代までの、汎用性の高いスキルを身に付けているエンジニアは、ほぼ売り手市場となっています。転職エージェントを通じても、採用ニーズに合った人材が見つからないと悩む企業は珍しくありません。

そこで未経験の人材を含めて、より若い層のエンジニアや、ミドル・シニア層の人材の採用に注力するところも増えています。

エンジニアの働き方も多様に

人材不足に悩む企業が多い一方で、エンジニア側も働き方の多様化が進んでいます。エンジニアとして十分な経験やスキルを有する人材は、基本的に仕事を選べる立場にあるため、フリーランスとして独立したり副業を始めたりなど、自分の好みに合ったワークスタイルを確立しています。

従って人材不足に悩んでいる企業は、正社員としてのエンジニア採用だけにこだわらず、副業採用やフリーランスとの契約など、より広い視点でエンジニアの活用を考える必要があるでしょう。優秀なエンジニアを採用するポイントや、副業人材の採用に関しては後述します。

エンジニアの採用活動の流れ

(出典)https://unsplash.com/

市場全体でエンジニアの人材不足が続く中、企業は従来のやり方では、必要なエンジニアの確保が難しくなっている状況といえます。

そこで、以下の流れに従って、必要な人材の明確化と採用計画の策定など、人材採用に必要なプロセスを見直してみましょう。厳しい状況においても有効な採用活動を続けるには、採用プロセスの最適化が欠かせません。

開発部門の現状を理解する

まずは、エンジニアの働く開発部門の現状を、正確に把握する必要があります。

人事部門は開発部門の状況に詳しくない場合が多いので、開発現場へのヒアリングを徹底し、現状の理解に努めましょう。ヒアリングを通じて、自社が本当に必要としている人材のペルソナ(人物像)を整理し、採用ニーズを明確にしなければいけません。

現状において、開発チームにどういった経験・スキルを有するエンジニアが属しており、どういった役割を果たしているか確認することで、チームに必要なスキルやポジションなどが明らかになります。

採用基準と採用要件の明確化

現場の状況を確認・整理したら、新たに採用すべきエンジニアの基準と採用要件を明確にします。ペルソナを基準として、どういったスキルを有する人材を採用するか、どのような経験を持つエンジニアにチームに入ってもらい、どのポジションで活躍してもらうかなど、具体的に決めていきましょう。

社内のエンジニアと話し合いながら要件を明らかにするのに加えて、競合他社がどういった人材の採用に積極的になっているかも、重要な情報です。競合に比べて、自社がエンジニアに対してアピールできる点はどこか、候補者が求める条件を満たせるかなども検討しましょう。

採用計画の策定

採用基準や要件を決めたら、具体的に採用計画を立てましょう。中途採用の場合は新卒採用とは違い、基本的に通年での採用となるため、ほとんど採用計画を立てない企業は決して少なくありません。

しかし場当たり的な採用では、人事担当者の足並みがそろわないケースもあります。採用する人材の基準が曖昧なままだったり、採用担当者によって評価にむらが出たりする可能性があるので、事前にしっかり採用計画を立てておき、その時点で採用すべき人材を明らかにしておき、担当者間で情報をシェアしておきましょう。

採用面接の実施と振り返り

採用計画に基づいて書類選考や採用面接を実施し、終了後に振り返りをすることが重要です。

求人サイトで人材を募集する場合は求人票を作成し、転職エージェントを利用するならば、必要な人材の情報をまとめて担当者に伝える必要があります。単に必要な人材の情報を記載するだけではなく、開発チームの魅力や働きやすさなどをアピールしましょう。

一通り採用活動が終わったら、それまでの活動を振り返って改善すべき点を洗い出し、次の採用活動につなげます。計画と実行、改善のサイクルを繰り返すことにより、徐々に採用プロセスが最適化されていきます。

なお、求人サイトや転職エージェントのみならず、優秀なエンジニアの採用にはダイレクトリクルーティングやリファラル採用なども有効です。おすすめの採用手法に関して、詳しくは後述します。

優秀なエンジニアを採用するポイント

(出典)https://unsplash.com/

自社に合った優秀なエンジニアを採用するためには、採用プロセスの見直しに加えて、以下の点を意識する必要があります。現場のエンジニアに協力してもらいながら、自社の魅力を積極的に発信しましょう。

現場のエンジニアに協力してもらう

エンジニアの事情や技術面に詳しくない人事担当者は多いので、採用活動全般において、社内のエンジニアの協力は不可欠です。

エンジニアに関する知識がなければ、候補者を正しく評価できない可能性があるため、可能ならば書類選考や面接にも参加してもらいましょう。合否判断の際には必ずエンジニアの聞き、現場に本当に必要な応募者を選ぶ必要があります。

幅広いキャリアパスを用意する

上記のように、エンジニアの働き方が多様化する中で、さまざまなキャリアを望むエンジニアも多いので、できるだけ多くのキャリアパスを用意し、優秀な人材を引き付けることも重要です。

将来的にプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーとしての活躍をはじめ、開発の上流工程に関われる道や、特定の技術を突き詰めるキャリアなど、エンジニアの求めるキャリアはさまざまです。一人一人の志向に合ったキャリアパスを選択できるようにすれば、上昇志向の強いエンジニアの応募を集められます。

また、在宅ワークやテレワーク、時短勤務など、自らの都合に合わせて柔軟に働ける環境の整備も必要です。コロナ禍を経て在宅勤務が一般的になってきているので、エンジニアが自ら働きやすい方法を選べるようにしておけば、企業としての魅力が高まるでしょう。

自社の魅力を積極的に発信する

エンジニア採用に限らず、採用活動では公式サイトや業界紙、SNSなどで自社の魅力を積極的に発信することも重要です。近年は求職者が、自ら企業の情報を集めるのが当たり前になっています。とりわけSNSは、企業情報を収集するツールとして広く活用されているので、企業側も情報発信に注力しなければいけません。

SNSを中心に自社がどういった人材を求めているか、入社後にどういった環境で働けるかなど、画像や動画を活用しながら説明すると効果的です。

エンジニア採用におすすめの手法

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人材の獲得競争の激しいエンジニアを採用するには、採用にかけられる時間やコストを考慮した上で、自社に合った手法を選択することが大事です。以下のように求人サイトや人材紹介サービスだけではなく、ダイレクトリクルーティングやリファラル採用も検討しましょう。

求人広告や人材紹介サービス

一般的な求人広告や人材紹介サービスは、エンジニア採用でも利用されます。求人サイトや求人広告は多くの求職者の目にとどまる可能性が高いので、未経験のエンジニアをはじめ、広く人材を募集したい企業におすすめです。

人材紹介サービス(転職エージェント)は、紹介会社の登録データベースの中から、自社の採用条件に合致した人材を紹介してもらえます。成功報酬型のサービスも多いので、人材を採用するまでコストがかからない点もメリットです。

ただし、登録データベースの中に適したエンジニア人材がいない可能性もあります。特に優秀なエンジニアは転職市場に出て来ないケースも多いので、よい人材が見つからない場合も決して珍しくはありません。

ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングは、企業側から応募者に直接アプローチして採用に結び付ける方法です。エンジニア採用で特に有効な手法であり、求人サイトのスカウト機能やSNSなどを利用して、採用ニーズに合った人材にスカウトメッセージを送ります。

エンジニア採用ではとりわけ応募者の質が重要であり、優秀な求職者に声をかけ、自社の魅力をアピールした上で応募してもらえれば、採用の確率を大きく高めることが可能です。近年はダイレクトリクルーティング向けのサービスも多く登場しているので、利用してみるのもよいでしょう。

リファラル採用

社内のエンジニアから人材を紹介してもらうリファラル採用もおすすめです。紹介する人物の強みや特性、人柄などをよく知る社員から紹介してもらえれば、採用後のミスマッチも起こりづらく、他の採用手法よりも長く自社で働いてもらえる可能性が高いでしょう。

欧米ではすでに一般的な採用手法として知られており、日本でも古くから、いわゆる『縁故採用』を導入するところもありましたが、一部の企業のみに限られていました。

しかし、ここ数年で人手不足に悩む企業の増加などを背景に、より広く人材を紹介してもらうリファラル採用が注目されるようになり、業界・業種を問わず導入事例が増えています。採用コストを抑えつつ自社に合った人材を採用しやすいので、ダイレクトリクルーティングとともに導入してみるとよいでしょう。

エンジニアの副業採用も検討しよう

(出典)https://unsplash.com/

エンジニアは副業に従事する人が多い職種なので、正社員としての雇用にこだわらず、副業採用も取り入れることで、広く優秀な人材を集められます。副業採用のメリットを理解した上で、導入を検討してみましょう。

副業採用のメリット

副業に従事している人材と契約すれば、必要な時期のみ人材を活用でき、採用コストの削減が可能です。また、副業従事者は優秀な人材が多いため、転職市場に出てこないエンジニアのリソースを活用できるのも大きなメリットといえるでしょう。契約後、すぐプロジェクト内で活躍してもらえます。

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現場の協力を得て積極的な採用活動を

(出典)https://unsplash.com/

エンジニアの採用活動の流れやポイントなどを解説しました。経験豊富で即戦力となるエンジニアの採用は難しく、十分な環境を提供できなければ、他社に人材が行ってしまう可能性もあります。必要な人材を獲得するためにも、しっかりと採用計画を立てた上で、自社の魅力の発信にも注力しましょう。

また、正社員としての雇用だけにこだわらず、副業採用やフリーランスとの契約も視野に入れると、広く人材を活用できるのでおすすめです。専用のマッチングサービスもあるので、利用してみましょう。

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