未経験エンジニアはどのように採用する?採用基準や注意点、面接時に質問すべきことを紹介

Offers HR Magazine編集部 2023年9月14日

Offers HR Magazine編集部

目次

エンジニアは現在売り手市場であり、経験豊富なエンジニアの採用は困難な状況です。そのため未経験エンジニアを採用せざるを得ない企業もあるのではないでしょうか。未経験エンジニアを採用するにあたっては、経験豊富なエンジニアと採用基準を変える必要があります。具体的にどのような点に注意すればいいのか、採用基準や質問事項について解説します。

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未経験エンジニアの採用基準

(出典)https://www.pexels.com/

エンジニア採用では、過去に参加していたプロジェクトや開発内容、経歴などを参考にすることが一般的です。しかし、未経験エンジニアの場合、そうした経歴や実務経験を持っていないため別の採用基準が必要になります。

未経験エンジニアの場合、具体的にどのような採用基準を設けるべきでしょうか。

過去の経歴や実績

まずは過去の経歴や実績について着目しましょう。具体的には、前職のキャリアや業務内容、学生であれば学業の成績やバイト経験などです。

エンジニアも顧客との会話や他の社員との連携を取ることがあるため、ビジネススキルを身に付けていることが求められます。エンジニア以外の経歴から、ビジネススキルやコンピテンシーについて確認しましょう。

また、応募に至るまでのキャリアや働きぶりを見れば、採用候補者の人柄やスキルをある程度把握できます。

前職の退職理由がネガティブなものであったり、経歴とキャリアビジョンが不一致である場合、採用を見送る判断材料になるでしょう。

キャリアパスや将来を描けているか

エンジニア職といっても、その種類は活躍する分野や業務内容によってさまざまです。また、エンジニア職を極めたスペシャリストになるのか、それともエンジニアを取りまとめるリーダーやマネージャーになるのかなど、キャリアパスも多くの種類が存在します。

会社としては、未経験エンジニアの採用は育成前提で行うことになるので、会社と採用候補者の描いているキャリアパスがある程度一致していなければ、入社後に離職されてしまう可能性が高まります。

また、採用候補者が自身のキャリアビジョンを描けていない場合、積極的なスキルアップや業務への取り組みが望めない可能性もあります。キャリアビジョンをきちんと持っている採用候補者なら、育成が成功する可能性も高いでしょう。

企業文化やビジョンへの理解

企業文化やビジョンをきちんと理解しているかどうかも重要なポイントです。特に未経験エンジニアの場合、エンジニアの先輩やチームメンバーとコミュニケーションを取る機会も多くなるので、企業の文化や働き方と合っていないと、ハレーションを起こす原因となってしまいます。

早期離職されず、現場できちんとパフォーマンスを発揮してもらうためにも、企業の文化やビジョンを理解しているか、そこに共感して働ける人材かどうかをチェックしましょう。

技術の高さよりも社会性やビジネススキルを重視

未経験エンジニアの場合、技術力が一般のエンジニアと比べて低いのは当然です。未経験エンジニアの中でもできるだけスキルが高い人を採用しようと躍起になってしまう採用担当者もいますが、それだけ候補者の母数が少なくなってしまうため採用自体が困難になってしまいます。

技術力が高いに越したことはありませんが、未経験エンジニアの採用ではそれよりも社会性やビジネススキルに注目しましょう。

未経験エンジニアは質問する機会や指導を受ける機会が経験のあるエンジニアと比較して多くなります。その際に、社会性やビジネスマナーがないと円滑に業務を進めることができません。特にチームで働くエンジニアにとって、社会性やビジネススキルは重要です。

未経験エンジニアの採用を成功させるポイント

(出典)https://www.pexels.com/

未経験エンジニアを採用し、パフォーマンスを発揮してもらうためのポイントについて解説します。経験のあるエンジニアとどんな部分を差別化すべきかを確認しましょう。

育成を前提とした採用基準を作る

エンジニアを採用する際には、即戦力になるエンジニアを採用したいと思うのが当たり前です。しかし即戦力級のエンジニアの絶対数は少なく、そもそも応募が来ない可能性もあります。

まして未経験エンジニアとなれば、即戦力となる人材の絶対数は限られるため、応募が来る可能性はより低くなってしまうでしょう。応募者を募るにはスキル条件を引き下げた上で、育成を前提とする選択も必要になります。

中長期で働ける人材や、成長意欲が高い人材を採用することも検討しましょう。

未経験者を受け入れる体制を整える

応募するエンジニアからすると、仮に求人票に「未経験者歓迎」との記載があったとしても、本当に受け入れ体制が整っているかは不安が残ります。

実際に働いてみると十分な研修が受けられない、教育係がいないなどの理由から早期離職してしまうエンジニアもいるでしょう。そもそも、求人ページや会社の採用ページで未経験者をどのように育成するか、どのように育てていくかなどのビジョンがない場合、応募を避けることも十分あり得ます。

研修・教育体制の整備や資格取得のサポートなど、未経験者を受け入れる体制を社内で整えた上で、その情報を会社のホームページや求人情報に記載することで、未経験者の応募を増やすことにもつながります。

役割の擦り合わせを行う

未経験者の場合「入社後に何をすればよいのか」が経験者と違って自身で判断できない場合が多いです。指示や役割も、より具体的に企業から与える必要があります。

そこで、採用前後の面談や研修を通して「求めている役割」を明確にすることが、未経験者に長く働いてもらうために重要です。

入社直後の役割はもちろん、将来的に求めている役割を明確にすることでキャリアデザインの構築、ひいては離職率の低下にもつながるでしょう。

未経験エンジニアの採用面接で聞くべきこと

(出典)https://www.pexels.com/

経験豊富なエンジニアと未経験エンジニアでは、採用面接で聞くことも変わってきます。採用面接で未経験エンジニアにはどのようなことを聞けばいいのでしょうか。ポイントを解説します。

学習意欲とエンジニア適正

未経験エンジニアは将来的なスキルアップを前提に採用する場合もあるでしょう。そのため「そもそも採用候補者に学習意欲があるのか」は重要なポイントになります。

学習意欲を見極める質問としては、エンジニアに限らず、最近習得したスキルや経験について尋ねたり、習得するまでのプロセスを尋ねたりすることが効果的です。学習意欲の高い人材は、エンジニア以外の分野でも研さんを重ねている経験を持っています。

また、エンジニア未経験者の場合「そもそもエンジニアに向いているのか」も判断すべきでしょう。プログラミングやITに対する興味、デスクワークが苦手でないことを面接で確認します。

問題解決能力と取り組む姿勢

未経験エンジニアの場合は技術的な問題に直面する機会も多くあります。それをいかに解決するか、またどのように取り組むかは重要な要素です。

問題解決能力がない人を採用してしまうと、問題が発生した際に他のメンバーに丸投げしたり、モチベーションが低下して退職したりといったケースもあり得ます。

過去、仕事や人間関係のトラブルなどでどのような問題に直面し、どのように解決したのか、またその際のアプローチ方法などを尋ねましょう。

エンジニア以外の業務でも、達成困難なプロジェクトや課題に取り組んだ経験があれば、掘り下げて尋ねるようにします。

職場への理解と適正

エンジニアの現場の雰囲気は、業界や企業の文化によって異なります。採用候補者を迎え入れる職場できちんとなじめるかどうか、評価基準に対し適正があるかどうかは、パフォーマンスを発揮する上で重要な要素です。

そこで、自社を選んだ理由と、自社のバリューやミッションについて共感・貢献できるかどうかを尋ねましょう。自社のバリューやミッションと採用候補者の考えがかけ離れている場合、会社になじめず早期離職する可能性も高まってしまいます。

未経験エンジニア採用で注意すべきこと

(出典)https://www.pexels.com/

未経験エンジニアを採用する上で注意すべきことを解説します。「未経験エンジニアを採用した結果、かえって現場が大変になった」といった状況にならないように、下記のポイントを押さえましょう。

ミスマッチが起こりやすい

未経験のエンジニアは実際にエンジニアとして働いた経験がないため、働き方や求めていたスキルとのギャップが生まれやすい傾向にあります。

特にエンジニアという職業は、他の業種と比較しても特殊な働き方になるため、実際に働いてみた結果、自分には無理だと思って辞めてしまう人も少なくありません。

そのため、最初は副業採用や試用期間を設ける、社内に余裕があればインターン採用などを行い、エンジニア適性があるかを見極めるところから始めるとよいでしょう。

教育コストが必要

未経験エンジニアは研修・教育が必要です。特にエンジニア業界における顧客との接し方やマナー、自社で使うツールの使い方などは、経験者と比較して習得に時間がかかってしまいます。

教育コストやリソースを一切考慮せずに現場に入れてしまうと、現場エンジニアに大きな負荷がかかってしまいます。十分な教育が行き届かないことはもちろん、既存の社内エンジニアと新しく採用したエンジニアの両方が会社に対して不満を持ち、辞めてしまうことも考えられます。

教育コストと教育にかかるリソースの確保はしっかり行いましょう。

待遇や評価方法を検討する

経験者と比べて未経験者の待遇(給与や手当など)を低く設定することはよくあります。しかし、エンジニアの平均給与は一般職と比較しても高めなため、あまり待遇が低いと応募が来ないこともあり得ます。

キャリアアップの踏み台として考えられ、早期離職を誘発してしまうケースも考えられます。

待遇については、他社の求人と比較した上で内容を検討しましょう。応募者に対しては、採用後にどのような条件で、どのように待遇が上がっていくのかも十分に説明することが重要です。

また、エンジニア未経験者を経験者と同じ基準で評価すると評価が低くなりがちです。社内評価とエンジニア本人の評価に乖離があると、不満がたまりやすいので注意が必要です。

経験者はスキルや能力を評価しますが、未経験者はポテンシャルやコンピテンシーの評価を重視してもよいでしょう。

未経験者を受け入れる体制構築が重要

(出典)https://www.pexels.com/

未経験エンジニアを採用する場合、経験のあるエンジニアとの差別化が重要になります。採用で見るべきポイントや待遇、採用後の評価基準について、エンジニア未経験者を前提とした体制を構築することが重要です。

また、教育コストや育成のためのリソース、研修制度やキャリアサポートなど、未経験者を受け入れる体制を整えることで、長く会社で働いてもらえるようになり、教育にかけたコストを還元してもらえる可能性が高まります。

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