エンジニアのポテンシャル採用はどう成功させるか?ポテンシャル採用の方法や注意点を紹介

Offers HR Magazine編集部 2023年7月26日

Offers HR Magazine編集部

目次

エンジニアは獲得競争が激化しており、採用が難しくなっている状況下、現在持っているスキルの高さよりも、潜在能力(ポテンシャル)に注目して採用する企業が増えています。しかし、採用過程において将来性まで見抜くことは、そう簡単ではありません。この記事では、ポテンシャルを軸に採用する方法や面接時に見るべきポイント、ポテンシャル採用における注意点を解説します。

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ポテンシャル採用とは?どういう手法?

(出典)https://www.pexels.com/

ポテンシャル採用とは、個人の将来性や素養を評価基準とする採用手法です。経験豊かな人材に代わって未経験者や経験の浅い人材を採用する際、応募者のポテンシャルを評価する方法は、エンジニア採用でもよく導入されています。

人材の将来性に注目した採用手法

ポテンシャル採用は個人の経験やスキルよりも、将来性に重きを置いて採用する方法であり、主に新卒採用や第二新卒の採用で用いられる手法です。エンジニアの場合は、技術者としての素養に注目し、入社後の育成によって活躍してもらうことを念頭に採用します。

特に、経験豊かなエンジニアは売り手市場となっており、中途採用で優秀な人材を獲得するのが難しい状況です。そこで、主に新卒採用で将来性のある人材を獲得し、自社の方針に従って育成することに注力する企業が増えています。今後さらにエンジニア採用において、ポテンシャル採用を導入する企業が増えると考えられます。

ポテンシャル採用の対象

主に新卒や第二新卒が対象となりますが、20代であれば、ポテンシャル採用の対象としている企業は多くあります。30代以降になると、即戦力となる人材を採用する企業が増えるため、主に中途採用の対象となります。ただし30代以降でも、将来性を見越して採用している企業は珍しくありません。

採用時点では即戦力とまでは判断できないにしても、ポテンシャル採用は入社後の活躍を期待して採用する手法であり、年齢に関係なく、広く人材を集めるアプローチも有効でしょう。

ポテンシャル採用はなぜ注目されている?

(出典)https://www.pexels.com/

エンジニアの活躍しているIT業界をはじめとして、多くの業界でポテンシャル採用が注目されていますが、その背景には何があるでしょうか?先の見出しでも少し触れましたが、慢性的な人手不足に陥っている業界において、人材獲得競争が激化している点や、少子高齢化により若手の社員が不足気味である点が挙げられます。

人材獲得競争が激化しているため

エンジニアの採用市場をはじめとして、優秀な人材の獲得競争が激しくなっています。とりわけエンジニアの中途採用市場は売り手有利であり、経験豊富な人材はなかなか採用が難しい状況です。そこで経験は浅いものの、エンジニアとして高い素養を持つ人材を積極的に採用し、自社の方針に合うように育成する企業が増えてきました。

特に近年は、インターンシップを通じて新卒を採用する方法が注目されています。エンジニアは他の職種に比べて能力の判断が難しい側面がありますが、インターンシップを通じて実際に現場で仕事をしてもらえば、エンジニアとしてのポテンシャルをある程度は判断できるでしょう。

若手の社員が不足気味であるため

国内の急激な少子高齢化を背景として、経験豊かで優秀な人材だけではなく、若手社員自体が不足気味の企業が増えているのも、ポテンシャル採用が注目される理由の一つです。組織全体として高齢化が進んでいる企業が多いため、ポテンシャル採用を導入して、20代を中心に若手の人材を積極採用している企業が増えています。

若手社員を積極的に増やすことで組織の新陳代謝が進み、生産性の向上が期待できるのに加えて、時代の流行を取り入れた新たな発想が得やすくなります。エンジニアの業界も、徐々に平均年齢が高くなっているため、積極的に若手を採用する取り組みが有効です。

エンジニアのポテンシャル採用を導入するメリット

(出典)https://www.pexels.com/

ポテンシャル採用を導入するメリットとしては、将来的にメインプレイヤーとして活躍できる優秀な人材を得られる点や、社内の世代交代を進められる点、市場の変化に柔軟に対応できるようになる点などが挙げられます。それぞれ確認していきましょう。

優秀な人材を育成できる

ポテンシャル採用を通じて、さまざまな背景を持つ優秀な若手を広く採用でき、ニーズに合った人材に育成する環境を構築できます。新卒や第二新卒の就職・転職に対する考え方は徐々に変わってきており、収入だけではなく、より自分の特性を生かせる職場で働きたいと考える人が多くなっています。

そこでポテンシャル採用を積極的に導入し、人材の潜在能力を評価するようになれば、成長意欲を持った若手が集まりやすくなるでしょう。一般の新卒採用では、なかなか出会えない人材を採用できる可能性もあります。

社内の世代交代を進められる

ポテンシャル採用は、単純に若手社員を増やせる点もメリットです。特に社内で世代交代を進めたい場合や、組織として若返りを試みたい場合に有効です。早い段階で将来の幹部候補やプロジェクトリーダーなどを育成しておけば、現状のメインプレイヤーが引退したり、転職したりした後にも、安定した事業運営が可能になります。

また、トレンドの移り変わりが早いエンジニアの業界では、定期的に組織の若返りを図ることで、最新の流行や必要な技術のキャッチアップができる面もあります。

市場の変化に柔軟に対応できる

 市場の変化に合わせて、必要な人材を獲得・育成できるのも、ポテンシャル採用のメリットの一つです。市場の流行を取り入れた上で、必要な人材の要件を明確にしておけば、企業として変化に柔軟に対応できるようになるでしょう。

その結果、売上の拡大や、市場において優秀なポジショニングの確立などにつながります。とりわけ技術の進歩が早いエンジニアの関わる業界では、変化に素早く対応する姿勢が極めて重要です。

エンジニアのポテンシャル採用を導入するデメリット

ポテンシャル採用にはデメリットもあります。どのようなデメリットがあるのかを以下に解説します。

即戦力を望めない

ポテンシャル採用は現状のスキルよりも将来性を重視した採用手法です。採用対象は未経験・ジュニア層になるため、重要なプロダクトや役割を採用初期から任せることは難しいでしょう。

また、教育担当者の配置や研修、資格手当の導入など、将来的なキャリアやスキルを見据えた教育も必要になります。即戦力エンジニアと比較すると育成コストがかかる点は留意すべきでしょう。

離職によりコストが無駄になる可能性

現代社会では終身雇用制は失われていき、転職や副業を認める会社も増えています。特に、需要が供給を上回っているエンジニアの採用市場では、キャリアを積んだエンジニアがより好条件の企業に転職するという動きは、珍しくありません。

会社としては将来性を見込んで投資を続けてきたにもかかわらず、エンジニアが離職してしまえば、それまでにつぎ込んできた育成コストが無駄になってしまいます。

そうならないために、キャリアプランの提示や定期的な待遇の見直しなど、自社で働き続けてもらうための施策を練ることも重要です。


エンジニアのポテンシャル採用のポイント

(出典)https://www.pexels.com/

ポテンシャル採用を成功させるために、どのような部分に注目すれば良いのでしょうか。

採用を成功させるために見るべきポイントを解説しますので、面接での質問や選考に活用してみてください。

目標に対しアクティブに動ける「自走力」

成長していく人材は、言われた業務をこなすだけではなく、自ら目標に対し積極的に動く傾向にあります。

積極的に技術セミナーに参加したり、上司・リーダーからのフィードバックを受けて、課題解決に自ら取り組み、将来に向けたスキルアップ・キャリアアップのために動ける人材であることが重要です。

面接時には、以下のような質問をしてみると自走力が見抜けるでしょう。

  • 過去に(エンジニアに限らず)あった課題や目標にどのように取り組んだか
  • ボランティアやイベント参加など、自主的な活動に取り組んだ経験はあるか

働く理由や自身の役割を明確に意識していること

成長の早い人材は、「なぜ自分がここで働くのか」「自身が働くことで会社にどのような形で貢献できるのか」というような自身のビジョンを明確に持っています。自分の行動や役割を意識しているからこそ、自身の成長に対しても貪欲です。

漠然として働くのではなく自身の役割や働く理由を意識している人材を採用しましょう。

こうした人材を見極めるには、面接時に以下のような質問をしてみるのが効果的です。

  • 入社したらどんな役割・役職を担いたいか
  • 自身のスキルを最大限に発揮できるポジションはどこか

周囲の人材と


エンジニアのポテンシャル採用の注意点

(出典)https://www.pexels.com/

エンジニアをポテンシャル採用の対象とする場合には、以下の点も注意しましょう。人事担当者が技術面に疎いケースは珍しくないため、社内のエンジニアに協力してもらいつつ、長期的な視点から育成計画を立てることが重要です。

社内のエンジニアの協力は欠かせない

ポテンシャル採用は、特に採用時の人材の見極めが大切です。特にエンジニア採用の場合、人事担当者が技術分野に詳しくないケースが多く、他の職種と同じような基準で採用してしまうケースも珍しくありません。採用後のミスマッチを防ぐためにも、書類選考や面接の段階で、現場のエンジニアに協力してもらいましょう。

常にエンジニアに同席してもらえなくても、エンジニアの協力のもとで採用基準を明らかにしておけば、技術面に明るくない人事担当者でも、ある程度は客観的に応募者を評価できるようになります。

長期的な視点からの育成計画が必要

ポテンシャル採用は、新卒採用に比べて教育コストがかからない傾向にあるものの、長期的な視点からしっかりと育成計画を立てておかなければいけません。エンジニアとして成長できる環境を提供できなければ、モチベーションを失って離職につながる恐れがあります。

特に優秀な若手の人材は、自らが成長できる環境を望んでいるため、社内の教育体制を整備しておき、先輩社員や管理者に気軽に相談できる環境を構築しましょう。オンラインで自ら必要な知識・スキルを学べるサービスや、1on1の導入なども効果的です。

エンジニアのポテンシャル採用を成功させる

(出典)https://www.pexels.com/

エンジニアのポテンシャル採用のポイントを解説しました。優秀な人材を広く集めて、市場の変化に対応するには、ポテンシャル採用が効果的です。早い段階から、将来の管理者やプロジェクトリーダーの候補などを育成しておけば、スムーズに世代交代を進められるでしょう。

ただし、採用後のミスマッチが発生する可能性もあるため、現場のエンジニアに協力してもらいつつ、採用基準を明確にしておくことが大事です。できる限り応募者の将来性や、エンジニアとしての素養を客観的に評価できる体制を整えることが、ポテンシャル採用を成功させるための重要なポイントです。

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