エンジニア採用におけるミスマッチとは?主な原因や対策について解説

Offers HR Magazine編集部 2023年7月21日

Offers HR Magazine編集部

目次

人材の獲得競争が激しいエンジニア採用では、ミスマッチをいかに防ぐかが重要です。人材採用におけるミスマッチのパターンや起こり得る弊害、企業として取るべき方策などを解説します。特に、エンジニア採用に関わっている人は参考にしてみましょう。

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人材採用におけるミスマッチとは?

(出典)https://www.pexels.com/

採用した人材の早期離職に悩む企業は、人材のミスマッチが発生しているケースが多いので、しっかりと対策を立てなければいけません。まずは、人材採用におけるミスマッチとは何か、基本的なところから押さえていきましょう。

企業・応募者間のニーズのギャップを指す

人材採用におけるミスマッチとは、一般的に企業側と応募者側で互いのニーズが合っていないこと、あるいは企業側が採用した人材が、その企業の採用ニーズに合っていない状態です。

もともと「ミスマッチ」とは、組み合わせを構成する両者の間に、不釣り合いが発生している状況を意味する言葉です。人材採用の場面においては、主に企業側の必要としている人材と、応募者側が企業に望む待遇や環境などに、ギャップが発生している様子を指します。

詳しくは後述しますが、ミスマッチが起こる状況はさまざまです。企業側が人材に求める経験やスキルなどが応募者に合致しないケースや、逆に応募者側が望む仕事や待遇などを、企業側が提供できないケースなどがあります。

「アンマッチ」とはどう違う?

人材のミスマッチとともに、よく言及されるのが「アンマッチ」です。人材採用におけるアンマッチとは、企業が出した求人に対して、そもそも要件を満たす応募者が現れない状態を指します。

採用できる応募者がいないため、社内の人手不足を補うことができず、人事戦略の実行にも支障が出てしまうでしょう。ただし、企業によっては「ミスマッチ」も「アンマッチ」も、同じような文脈で使っているケースもあります。

発生するミスマッチのパターン

(出典)https://www.pexels.com/

エンジニアの採用を含め、企業の人材採用でミスマッチが発生するパターンとして、主に以下のものが挙げられます。いずれも人材の早期離職につながる可能性があるので、ミスマッチが起こらない体制を作り上げるのに加えて、発生したミスマッチをうまく解消する工夫も求められます。

経験やスキルなどのミスマッチ

採用する人材に求める能力と、応募者の実際の能力にギャップがあると、入社後に業務をうまく進められず、十分なパフォーマンスを発揮できません。とりわけエンジニアの場合、自社の求めるエンジニアとしての経験やスキルなどの面で、ミスマッチが発生する可能性があります。

たとえ入社後に経験・スキルのミスマッチが発生した場合でも、人材教育によって解消できるケースもあるでしょう。しかし、即戦力として期待した人材が活躍できないことで、人事戦略上の支障が出るだけではなく、想定外の教育コストがかかってしまいます。

業務内容に関するミスマッチ

事前に応募者に伝えていた業務と、入社後に実際に任せる業務とが異なる場合、新入社員の不満につながります。実際、思っていた仕事内容と異なっていた点を理由に、早期離職を選択する人材は少なくありません。

採用前に十分な情報提供ができていない場合や、人事担当者が現場の事情をよく理解せずに採用活動を進めている場合など、業務内容に関するミスマッチが発生しやすいので注意しましょう。

エンジニア採用の場合、採用プロセスに現場のエンジニアを参加させることが重要です。人材の技術面における評価に加えて、実際にどういった業務を任せるのか、応募者に説明してもらうことで、業務内容に関するミスマッチの発生を抑えられます。

働き方・待遇のミスマッチ

雇用条件や働き方に関して、企業側と応募者側の認識が異なる場合もあります。待遇に関するミスマッチも人材の早期離職の原因となりやすいので、採用前に十分な説明をした上で、応募者に納得してもらう必要があります。

求人票の記載内容や面接時の説明などを見直して、応募者に正しい情報が伝わっているか、一度確認してみましょう。内定者に対して面談を実施し、入社後の働き方や待遇について、再度詳しく説明する機会を設けるのも有効です。

職場環境や企業風土とのミスマッチ

労働環境や企業が重視している価値観などと、応募者の考え方が異なり、早期離職につながるケースも珍しくありません。

応募者が採用前にイメージしていた企業風土や文化と、実際の環境が異なると、うまくパフォーマンスを発揮できないのに加えて、日々不満を抱えながら仕事をすることになります。それが慢性的なストレスとなり、最終的には離職につながる可能性は否定できません。

また、人間関係のミスマッチが発生し、職場が自分に合わないと感じる人もいます。採用前に職場の雰囲気や価値観、組織として重視している考え方など、自社の情報を積極的に発信しましょう。その上で、自社の風土や文化に合った人材を採用する必要があります。

人材のミスマッチにより起こる弊害

(出典)https://www.pexels.com/

人材採用でミスマッチが発生すると、以下の弊害が生じる可能性があります。人事戦略に支障が出るのはもちろん、想定外のコストが発生する可能性もあるので、早急にミスマッチの解消に注力する必要があります。

人材採用のコストが増大する

ミスマッチによって採用した人材が早期離職に至る可能性があり、それまで採用にかけたコストが無駄になる恐れがあります。

特にエンジニアは人気の職種であり、慢性的な人手不足に陥っている企業は少なくありません。しかし、むやみに人材を採用して人手を増やしても、ミスマッチの発生で早期に離職されてしまうと、全体の採用コストの増大を招いてしまいます。

人材の早期離職に関してはさまざまな調査があり、新人が早期離職した場合に無駄になるコストは、1人あたり数千万円にも至るといった試算もあります。

社員エンゲージメントの低下を招く

入社後にミスマッチが発覚すると、社員のエンゲージメントの低下を招いてしまう場合もあります。たとえ離職には至らなくても、職場への不満から働くモチベーションが起こらず、その人材の本来のパフォーマンスを発揮できないケースもあるでしょう。

また、ミスマッチにより人材が早期離職に至った場合、人事担当者はもちろん、採用に協力したエンジニアの手間や時間も無駄になってしまいます。その結果、既存社員の組織に対するエンゲージメントの低下を招く恐れもあります。

組織の生産性も下がってしまう

採用した人材が十分なパフォーマンスを発揮できず、仕事へのモチベーションが下がった状態だと、周囲にも悪影響を及ぼす可能性があります。ネガティブな空気が社内に広まる恐れがあり、組織全体の生産性が低下してしまう場合も考えられます。

さらに、社員がパフォーマンスを発揮しづらい環境になると、将来的に自社のキープレイヤーとなる人材の育成にも支障が出るかもしれません。最終的には自社で長く働くつもりだった社員も、離職を考えるようになる恐れもあります。

人材のミスマッチが起こる主な原因

(出典)https://www.pexels.com/

人材採用におけるミスマッチが発生する原因としては、主に以下の要素が挙げられます。採用プロセスの見直しや人事担当者の工夫などで、ミスマッチを防止できる可能性があるので、原因を理解した上で対策を立てるようにしましょう。

求職者への情報発信不足

自社の情報を応募者に十分に伝えられていないことが原因で、採用後のミスマッチが発生するケースは多くあります。人事担当側は必要な情報を開示しているつもりであっても、応募側にとっては情報が不十分だったり、分かりづらかったりすることは、決して珍しくありません。

情報が不十分だと、応募者が入社後に期待していた環境と異なる事態を招きがちで、早期離職につながる可能性があります。また、人事側と応募側で認識のずれが生じている可能性もあるので、採用プロセスの各段階で情報が正しく伝わっているか、調査・確認してみるとよいでしょう。

自社のよい面や魅力しか伝えていない

人事担当者が情報を積極的に発信している場合でも、自社の強みや魅力しか伝えておらず、組織としての課題などを伝えていない場合もあります。一方的な情報に偏って発信していると、応募側は企業に対してある種の幻想を抱いてしまうこともあり、それがミスマッチの原因になる可能性があります。

応募者を引きつけるために、自社のよい面のアピールに力を入れる人事担当者は多くいますが、応募者が企業を選ぶために必要な情報は、バランスよく伝えなければいけません。

採用基準や採用方法に問題がある

採用基準があいまいで人事部内でうまく共有できていなかったり、採用方法に問題があったりすると、ニーズに合った人材を採用できず、ミスマッチにつながってしまいます。

面接の担当者によって評価のばらつきが生じてしまうので、まずは採用基準を明確に定義することが重要です。エンジニア採用の場合は、現場のエンジニアに協力を要請し、どういった基準で人材を選ぶべきか、アドバイスをもらうようにしましょう。

入社後のフォローができていない

入社後のフォローが不十分だと、新人が職場環境になじめず離職につながってしまいます。仕事内容や雇用条件は採用前に説明しやすいですが、実際の労働環境や職場の人間関係などは、なかなか事前に伝えるのは難しいので、入社後にうまくフォローする体制が求められます。

環境面で企業側・応募側のニーズが完全にマッチするケースはほとんどないので、人事部門や各部門・部署の管理者などが中心となって、適宜新人をフォローする仕組みを構築しましょう。特にエンジニアの場合、技術的な支援はもちろん、メンタル面のケアも欠かせません。

エンジニア採用におけるミスマッチの防止策

(出典)https://www.pexels.com/

エンジニアの採用において、できる限り人材のミスマッチが発生しないようにするためには、以下のポイントを意識することが重要です。いきなり全ての施策を実行するのは難しいため、少しずつ社内体制を変えていくとよいでしょう。

職場環境について正確に情報発信をする

ミスマッチの可能性を減らすためには、職場環境や業務内容、社風、入社後のキャリアなどについて、正確に情報を発信しなければいけません。

人事部門だけが発信する情報を決めるのではなく、マネジメント層や現場の社員からも意見を聞くようにしましょう。自社の魅力や強み、逆に現状の課題などを整理した上で、自社のよい面だけではなく、課題として認識している面もバランスよく発信する必要があります。

エンジニアを採用プロセスに参加させる

エンジニア採用では、応募者の経験やスキル、強みなどを正確に見極めるために、現場のエンジニアに採用プロセスに参加してもらうようにしましょう。

面接を担当する人事スタッフは技術面に明るくないことが多いので、応募者が自社の採用ニーズに合った能力を有しているか、技術的な側面から評価できるエンジニアの協力が欠かせません。可能ならば面接にも参加してもらい、採用担当者をフォローしてもらいましょう。

ミスマッチが起きにくい採用方法を検討する

リファラル採用を導入するなど、人材のミスマッチが起こりにくい採用手法を検討することも大事です。リファラル採用は社員から必要な人材を紹介してもらう方法で、業界・業種にかかわらず、広く導入されている手法です。

エンジニア採用の場合は、社内のエンジニアの知人・友人などを紹介してもらうことになるでしょう。社内事情に精通している社員から人材を紹介してもらえば、ミスマッチが起こりにくく、優秀な人材に長く活躍してもらえる可能性があります。

人材のミスマッチが発生した場合の対策

(出典)https://www.pexels.com/

たとえ万全の体制で採用活動に臨んでも、ある程度は採用後のミスマッチは発生してしまうものです。ミスマッチが発覚した際には、以下の対策を取りながら、採用した人材に長く働いてもらえるように働きかける必要があります。

原因を明確にして採用プロセスを見直す

採用のミスマッチが発生する原因はさまざまなので、まずは原因を究明し、採用プロセス全体を見直すようにしましょう。

どこがミスマッチの主な原因になっているか、正確に突き止めることが重要です。求人条件の見直しや発信する情報の改善、内定後のフォロー体制の再構築など、原因によって考えられる対策は変わってきます。

改善すべき内容によっては人事部門だけで対応できないケースもあるので、人材採用で新人を受け入れる部門・部署だけではなく、マネジメント層も適宜採用プロセスの改善に関わる体制を作り上げましょう。

人材のフォロー体制を充実させる

入社後のフォロー体制を充実させ、ある程度のミスマッチならば、克服できる環境を構築することも大切です。例えば、内定後に面談を開いて、内定者に不安なところやイメージと異なっていた点などをヒアリングし、入社前にできるだけ改善するといった施策が有効です。

さらに入社後は定期的に、1on1で上司と気兼ねなく話し合いができる場を設けるのもよいでしょう。新入社員が悩みを気軽に相談できるようになり、早期離職の防止につながります。

副業採用もミスマッチの防止に役立つ

(出典)https://www.pexels.com/

人材のミスマッチを防止するには、正社員の採用だけではなく、副業採用にも目を向けてみましょう。副業人材の採用は近年特に注目されており、優秀なエンジニアの獲得にもおすすめの方法です。

副業採用のメリットは? 

副業に従事している人材との契約は、期間を定めることができるため、ミスマッチが起こっても弊害が少ないのがメリットです。必要なタイミングで必要な人材のみ確保が可能で、プロジェクトに人的リソースが足りない場合に人員を補ったり、繁忙期のみ働いてもらったりできます。

副業に従事しているエンジニアは即戦力となる優秀な人が多く、経験豊富な人材をスムーズに活用できるのも、副業採用がおすすめできる理由の1つです。

副業採用なら「offers」がおすすめ

副業人材を採用するならば、優秀なエンジニアやデザイナーとの契約が可能な「offers」がおすすめです。優秀な人材に絞り込んで検索が可能で、社内の採用担当者との関係を可視化できる機能も有しており、社内のつながりを活用して副業のオファーができるのが特徴です。

さらに、契約候補者の情報や採用に関するデータを一元的に管理でき、タレントプールとしても利用できるため、人事担当者の業務効率化にもつながります。申し込みから最短2日でオファーが可能になるので、今すぐに人材が必要な企業はぜひ利用してみましょう。

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エンジニア採用のミスマッチを防止しよう

(出典)https://www.pexels.com/

人材採用におけるミスマッチとは何か、定義やミスマッチのパターン、主な原因などを解説しました。人材採用の場面では採用する人材の経験やスキル、入社後の業務内容、働き方や待遇などの面でミスマッチが発生する可能性があります。

企業側・応募側ともに完全にニーズがマッチするケースはまれですが、できる限りミスマッチが発生しない環境を構築することで、優秀な人材に長く働いてもらえるようになります。

特に、エンジニアは人気の職種で人材の獲得競争が激しいので、優秀な人材が早期に離職しないように、採用後のフォローを徹底しましょう。副業従事者と契約するといった、採用面での工夫も求められます。

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